『わろてんか』客寄せに“男前”の藤吉&栞を起用! 視聴者から「大正解!」と絶賛の声
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!
『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。
■11月18日(土)/42話~11月24日(金)/47話
42話では、有名落語家の文鳥(笹野高史)の出演で大盛り上がりの風鳥亭の様子が描かれた。多くの瓦版に取り上げられた結果、「オチャラケ派」を名乗る芸人たちの元締め・寺ギン(兵動大樹)が、高い金額ではあるものの、風鳥亭へ芸人を手配してくれることに。
風鳥亭を開業して3カ月が過ぎた43話では、売り上げを伸ばすために亀井(内場勝則)のアイデアを試すが、逆効果で客が激減。ふがいない2人を見て、ついに藤吉の母・啄子(鈴木京香)が寄席の手伝いを始める。視聴者からは、“ごりょんさん”こと啄子の登場に「待ってましたごりょんさん~!」「ごりょんさん登場による商売の盛り上がりに期待!」と喝采の声が続出。
44話では、啄子やてんが、さまざまな目新しいサービスを考えることで、風鳥亭に徐々に客足が戻ってくる。さらにてんは、大阪の夏の風物詩「冷やしあめ」の販売をスタート。氷を使った斬新な販売方法が受け入れられ、冷やしあめは飛ぶように売れる。この様子には、ネットで「冷やしあめ懐かしい」「なんか飲みたくなってきた」という声が上がった。水あめとショウガで作る飲み物・冷やしあめが知られているのは関西中心のため、「冷やしあめって初めて知った。飲んでみたい」「冷やしあめって、どこで飲めるんだろ」と興味を持った人もいるようだ。
啄子が藤吉と栞(高橋一生)を広告塔に、女性や子どもを寄席に引き込もうとするシーンから始まった45話。これには視聴者も「イケメンのチンドン屋だ!」「ごりょんさんが藤吉と栞様の大正解な使い方してる」「超ポンコツ男・藤吉の唯一の長所が生かせてよかった」と大絶賛。こうして、にぎわいを見せる風鳥亭だったが、藤吉は寺ギンから席主の器が足りていないため、これ以上、風鳥亭に芸人を出せないと言われてしまう。
46話では、てんのもとを幼なじみの風太(濱田岳)が訪れ、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)が亡くなったことを告げる。さらに勘当された身であるてんは、風太に実家には帰ってくるなと言われてしまい、ひどく落ち込む。しかし、そんなてんを啄子やキース(大野拓朗)、万丈目(藤井隆)たちはそれぞれの方法で慰めるのだった。
父の死を乗り越えたてんの姿からスタートした47話。てんは風鳥亭の売り上げを上げるために、料金を半額の5銭にすることを思いつく。この試みは大成功し、風鳥亭は倍の売り上げを達成。そしてついに風鳥亭開業から1年後、てんと藤吉は、てんの実家に借りていたお金を完済して、祝言を挙げるのだった。
風鳥亭の運営が順調に進み始め、やきもきしながら見ていた視聴者も一安心のよう。この先も、てんたちが苦難とどう向き合っていくのか、要注目だ。