『陸王』リトグリ新BGMがまた大不評! 「歌がうるさすぎ」「選曲が残念」と苦言の嵐
11月26日午後9時から第6話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回~第4話が14~15%台、第5話は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高記録を更新した。
同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、老舗足袋業者・こはぜ屋の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そこで新規事業への参入を考え、足袋製造でこれまで培った技術が生かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発を始める。
第5話では、「陸王」のために試行錯誤している特殊素材シルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発に、こはぜ屋が成功。「足軽大将」と名づけられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長する。これにより「こはぜ屋」は、銀行から新たな融資を取りつける寸前までこぎつけるが、作業員の1人が体調を崩してダウン。さらに、シルクレイの開発者である飯山(寺尾聰)も負傷して入院する事態となる。
シルクレイのソールを生み出す機械の操作は、飯山の助手として働いていた宮沢の息子・大地(山崎賢人)が担当することに。努力の甲斐あって、大地は飯山の手を借りずとも、機械をうまく使いこなせるようになったが、「足軽大将」の納品日、急遽大量に作り直さなければいけない事態が発生してしまう。しかし大地はその時、就職活動のため外出中で、こはぜ屋は大ピンチに陥るのだった。
「大地は結局、就職試験の面接を蹴って、こはぜ屋に戻ることに。このシーンで、女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterがカバーした、中島みゆきの楽曲『糸』をBGMとして流していたのですが、ネット上では『ドラマはいいのに、選曲が残念すぎる』『歌がうるさすぎて、物語に集中できない』『普通にみゆきにしてよ!』とブーイングが続出していましたね」(芸能ライター)
第6話では、スポーツ用品メーカー・アトランティス社からのスポンサー話を蹴って、「陸王」を履くことを選んだ実業団ランナー・茂木(竹内涼真)が、「ニューイヤー駅伝」に出場。茂木の所属するダイワ食品チームが、先頭から大きく差をつけられる中、アトランティス社のシューズを履く毛塚(佐野岳)と6区で激突することになる。
「第6話でも、初回から“盛り上がるシーン”で毎度流れる、Little Glee Monsterによる平原綾香の楽曲『Jupiter』のカバーが流れそうです。しかし、同曲にはブーイングの声が多い上、第5話の『糸』も不評。最終話までBGMへの不満は噴出しそうです」(同)
『第68回NHK紅白歌合戦』への初出場が決定したLittle Glee Monsterだが、思わぬところでイメージを落としてしまっているようだ。