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いろいろ裏目に出ちゃった感じ?

ニッキー・ミナージュの濃厚“エロティック”写真に批判殺到! 盲目ファンの擁護も裏目

2017/11/20 18:44

 続けて、「個人的な話だけど、私がこの業界で売れ始めてきた頃、若い女子から憧れの目で見られているって気づいた。すごく若い子たちにお手本にされてるって」「別にお手本になりたいわけじゃないのに、そうなる。有名になることでお手本になってしまう」「で、年齢を重ねていくうちに、若い女子の代弁者になり、勇気づける存在になりたいと思うようになったの。露出するんじゃなしにね」と発言。「ニッキーのファンに言いたいんだけど、ニッキーのことは好きよ。リスペクトしてる。ヒップホップ界で頑張ってる女性だし!」「でも私のスタイルじゃない。やっていいことじゃないと思うのよ。個人的にね。それだけよ」と締めくくった。

 イヴは、「人気が出て有名になると、若い女子が憧れて真似するようになるから、真似されてもいいようなことをしなくてはならない」「だから今回の、若い子たちも見るであろうニッキーの写真はいただけない」という見解を示したわけだが、ニッキーのファンは「イヴはニッキーのことを”最低最悪なお手本”だとディスった!」と爆発。

 イヴはツイッターで、「みんな落ち着いて、私の発言をちゃんと聞いて。私はね、今、現在の自分の女性という立場から、正直に感じたことを述べただけなのよ!!!」と弁解したが、逆効果。火に油を注ぐ結果になり、「だからって妹分のことを、そんなふうに言わなくたっていいじゃん。ヌードになったわけでもないし、乳首にスパンコール貼ってたんだし。ひどすぎ」というツイート、リアーナがボトムレスでおしり丸出しでポーズをとっている写真に「リアーナがこうした時に、アンタ、“女性として”意見したっけ?」という言葉を添えたツイート、リル・キムがレースの黒いパンティをはいて股を広げている「PAPER」誌の表紙写真を添えた同様のツイートもあり、「あんたたちが攻撃するのって、いつもニッキーだよね。ニッキーはすっぽんぽんになったわけでもないのに、なんなのよ」とニッキーのファンの怒りはますますヒートアップ。
「あんただってセックステープは作るわストリッパーしてたわって事実があるわけだけど、それでも“女性として”“お手本”として意見言えるわけ?」と怒り狂う者も現れ、イヴのツイッターは大炎上状態と化している。

 イヴはクラブでDJをしていた実父の影響で12〜13歳でラップを始め、ラッパーになる夢を叶えるために自立を目指していた。17歳の時に悪友の影響を受け軽い気持ちでストリッパーの仕事を始めた彼女を、ラッパーのメイスが「お前はストリップクラブで踊っているような女じゃないだろ?」と救出。直後にドクター・ドレイのレーベルにスカウトされ、ラッパーとしても女優としてもスターダムを駆け上がった。

 だが05年に、元彼のスティーヴィー・Jとのセックステープが流出。07年には飲酒運転で逮捕されるというスキャンダルを起こし、浮わついた生活と決別しようと決心し、クロージングラインをスタートして実業家としても活動を始めた。14年には大人気国際公道ラリー「ガムボール3000」CEOのマキシミリオン・クーパーと結婚。白人であるマキシミリオンと黒人ラッパーであるイヴの結婚は、当時物珍しがられたものだった。

 近年はラッパーとしてのキャリアはスローダウンしているものの、勝ち組として一目置かれ、今やご意見番的存在になった。ニッキーがブレイクした時には「生意気な後輩にさぞかしムカついていることだろう」と噂されたが、彼女は常にクールなコメントを発していた。

 12年にヒップホップ・フェス『Rock The Bells』で、「正直言って、世間が私のことをどう思っているか気にしてたら、今の私はいない。他人に自分が本物かどうかを証明する義理なんてないし」「私が追いかけているのは自分だけ。他の人は関係ない」と発言。新入り女性ラッパーの中で好きなアーティストとしてニッキーの名前をあげ「みんな私に、彼女のことを嫌ってほしいって思ってるのは知ってる。でも才能ある子だと思うし。ニッキーを嫌いになる要素なんてどこにもない」と断言してみせた。13年に深夜トーク番組に出演した際にも、視聴者から「ニッキーとビーフがあるって本当?」という質問を受けて「私はビーフしないの。これまでもしてないし、これからもしない。女は女同士、結束すべきだと思ってるし」と発言していた。

 このようにイヴはニッキーに冷たく当たってきたわけではない。だがファンとしては「リアーナだって乳首出したりしてるのに、なんでイヴはニッキーだけ批判するんだ」という気持ちが強いようで、結果炎上騒動になってしまっている。ネットでは「ストリッパーもセックステープも、イヴが有名になる前のことで、それを持ち出すのはフェアじゃない」「セックステープはプライベートなもので、彼女が流出させたわけでも、流出されることを了承したわけでもないのに」と、理不尽にイヴを攻撃するニッキーのファンを批判する声も多く上がっている。

 女性ラップ界では、ソロ楽曲を歌う女性ラッパーとして19年ぶりにビルボード・トップ100で1位を獲得したカーディ・Bが破竹の勢いを見せている。ビッチ、ファック、マザーファッカーと汚い言葉でラップするカーディは、有名になったことで「TPOに合わせてトーンダウンする」と宣言した。「チビちゃんたちから『大好き〜』とか言われて。あたし、変わんなきゃって思ってんの! 悪い言葉とか行動とか慎まなきゃってさ! だってあたし、チビちゃんから愛されちゃってんだから!」と語り、「PAPER」での撮り下ろし企画でも、ストリッパーだった過去を感じさせない健康的なセクシーさあふれる作品に仕上げ、好感を持たれたものだった。まさしくイヴの言う「有名になったら、若い女性の良いお手本になるように心がけなさい」を、カーディは実行しているのだ。

 ニッキーには熱狂的なファンが多く、彼女がする何もかもを「最高!」だと盲目的に絶賛する傾向にある。ニッキーは「ありのままの自分」を愛してもらっているのだろうが、それはファンだけの話。多くの人が今回の「PAPER」の写真は、彼女のようなトップ・アーティストが請け負う仕事ではないと感じている。ニッキーは今回の騒動にどう反応するのか。今後の彼女の言動に注目したい。

最終更新:2017/11/20 18:44
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