嵐・二宮和也『ラストレシピ』が大コケ! 「前作5割減」の興行成績で「シャレにならない」
11月6日、興行通信社による全国週末興行成績が発表され、嵐・二宮和也の主演映画『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』が初登場3位にランクインしたことがわかった。この結果に、映画ファンからは「嵐の二宮主演でこの大コケ……厳しいな」との声が上がっている。
3日に公開された同映画は、絶対味覚“麒麟の舌”を持つ男が歴史に消えた幻のレシピの謎を追うというミステリー作品。『おくりびと』の滝田洋二郎監督を筆頭に、企画・秋元康、脚本・林民夫など豪華製作陣が集結し、キャスト陣も、主人公・二宮の脇を西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、竹野内豊といったそうそうたるメンバーが固め、公開前から話題になっていた。
「全国312館で公開された『ラストレシピ』は、土日2日間に10万7,000人を動員して1億3800万円の興行収入を記録しました。これに対し、ネット上では『ヤバいレベルの大赤字では?』『これ最終興収10億いくのか? 東宝配給でこの数字はシャレにならないぞ』『もうジャニーズだけで客呼べる時代じゃないのか』と話題になっています。ちなみに二宮が『日本アカデミー賞最優秀主演男優賞』を受賞した映画『母と暮せば』との興収比は56.5%。同映画の最終興収は19.8億円だったので、『ラストレシピ』が10億に届かないという結果も十分ありえるでしょう」(芸能ライター)
JALやセブン-イレブンなどともコラボし、宣伝は怠っていなかったものの、まさかの大コケスタートとなった『ラストレシピ』。こうなると心配になってくるのは、二宮の次回作だ。
「2018年に公開される映画『検察側の罪人』で、二宮は木村拓哉と初共演を果たすのですが、すでに心配の声が上がっています。というのも、木村が今年主演を務めた映画『無限の住人』は初登場6位とスタートの時点で足踏みし、話題作の割りに客足が伸びず。このまま『ラストレシピ』が大コケしてしまうと、爆死した2つの映画の主役が『検察側の罪人』でタッグを組んでしまうことになるんです。ネット上では『「検察側の罪人」ヤバくない? 爆死コンビの映画とか誰が見るの?』『これは次もダメだろうな……』『公開前から、二宮と木村の映画は爆死確定っていうイメージが定着しそう』などの声が続出しています」(同)
興収で苦戦している『ラストレシピ』だが、映画の内容はかなり好評。ウェブサイト「ぴあ 映画生活」でも88点という高い満足度をたたき出しており、“口コミ”で評判が広がる可能性は十分にあるかもしれない。『検察側の罪人』のためにも、せめて10億円のラインは超えてくれるといいのだが……。