ハロー!プロジェクト「船木結」が、ジャニオタ心にグッときた7つのポイント
・トーク力
ももち仕込みのトーク力は、まだ中学生と思えない安定感があり、必ずオチをつけてしゃべる。ややスベッたときですら、顔芸などを駆使し、自力で笑いに着地させる。コントもできるし、自撮り写真でもよく笑いをとってくる。おまけに、ソロDVDでは、水着姿で浜辺を走るシーンで、意図せず、天然に笑わせていた。
・ガツガツした、むきだしの野心
向上心と野心が凄まじい。研修生時代の動画を漁ると、先輩グループやほかの研修生が歌い、踊っているところをレッスン場の片隅でみんながぼんやり見ていたり、休憩したりしているときにも、ひとり口ずさんでいたり、指先で拍をとったり、踊ったりしている。少しでもうまくなりたいという気持ちを隠さず、誰よりも早く現場に入ったり、遅くまで自主練したりするようなタイプは、ジャニオタにも人気が高い。ひたむきな頑張りは、オタクにとって大好物のご馳走だ。
・超人見知り
スキルが高く、根性も度胸もあるのに、実は超人見知りで、メンタルは強くない。ジャニーズでも人気が出るタイプは、“ウェイ系”やコミュ力の高いタイプより、人見知りの方が多い。オタク心をくすぐってしまうのか。
・高い志と、物語性
カントリー・ガールズは現在、学業優先の山木梨沙、小関舞を除き、船木がアンジュルムに、森戸知沙希がモーニング娘。’17に、梁川奈々美がJuice=Juiceに移籍し、「兼任」制度を取っている。兼任の3人は、ももちから、それぞれのグループで「トップをとってこい」と言われているという。
ももち引退後も、メールをしたり、写真を送ったりと、連絡を取っていることを船木は明かしており、「移籍したグループの良さを取り入れて、(カントリー・ガールズが)集結したときにミラクルグループになるのが目標」と言う。こういう「師匠ラブ」の話や、「バラバラになったピースが、それぞれに力をつけて再集結し、大きな力になる」物語は、まさにジャニオタ好み。想像するだけでワクワク感が止まらない。
ジャニオタ活動に少し疲れや停滞感を感じている人は、ぜひ一度チェックしてみてほしい逸材だ。
(田幸和歌子)