ハロー!プロジェクト「船木結」が、ジャニオタ心にグッときた7つのポイント
ジャニオタの楽しみの1つと言えば、「原石」探し。まだ粗削りながら、磨くと光る可能性を秘めた逸材を見つけると、ワクワクしてくる人は、特に「Jr.担」に多いだろう。
しかし、いま、ジャニーズ内では、東京オリンピックの2020年まで新たなデビューがなさそうな気配が立ち込めている。ジャニーさん個人の盛り上がりと、Jr.のコンサート現場の多さに反して、閉塞感は否めない。
そんな中、ジャニオタ的ワクワク感を探し求める中で発見した存在がいる。「ハロー!プロジェクト」の船木結(ふなき・むすぶ)だ。世間的にはまだ「誰?」という感じだろう。
現在、中学3年生。「ピザーラ」のCMで、「マツコにはあ~げな~い」と挑発(?)している3人娘の中で、いちばん派手な顔芸・リアクションを披露している子だ。今年4月からNHK Eテレの『テストの花道 ニューベンゼミ』に出演中で、10月から『おはスタ』(テレビ東京)の「おはガール」火曜担当に就任している。
6月にハロプロを引退&芸能界を引退した「ももち」こと嗣永桃子がプレイング・マネージャーを務めていた「カントリー・ガールズ」に、2015年11月より加入。今年6月からは「アンジュルム」に移籍し、カントリー・ガールズとの兼任となっている。あの「ももち」をして、ダンス・歌・トーク・ビジュアルと、総合力で「(ハロプロの)トップレベル」と言わしめた逸材だ。
なぜ、船木がジャニオタ心にグッとくるのか。ポイントをいくつか挙げてみたいと思う。
・低身長+シャカリキダンス+汗かき
自称「マスコット体型」で、身長約145センチというちびっ子さ。にもかかわらず、ステージでのパフォーマンスは、キレのあるダンスと堂々たる態度、存在感によって、大きく見える。汗かきで、全力でシャカリキダンスをするのも、ジャニオタ好みのポイント。
・わかりやすいアイドル顔
顔の大部分を占めるほどの、黒目の大きなキラキラでクリクリした瞳。しかも、表情豊か。ジャニーズでいうと、Jr.ユニットのHiHi JET・橋本涼のような、典型的なアイドル顔である。
・表現力の幅が広いこと
本来のカントリー・ガールズらしい可愛い楽曲では、表情も声も、ブリブリで小生意気な可愛さを表現してみせる。一方、船木の加入以来、ロカビリー系やフィフティーズのロックンロールなど、謎の路線の楽曲がカントリー・ガールズに増えていった。そうした路線の需要の有無はわからないが、まだ幼い容姿に似合わず、ドスのきいた低音を聞かせるのは船木の大きな魅力。高音ボイス多めなアンジュルムも、船木が加入したことで、低音が加わり、土台がしっかりした厚みのあるユニゾンに変わってきた気がする。