サイゾーウーマンカルチャー米国の元女囚が立てた面白い掲示板 カルチャー =海外ニュース通信= 「刑務所に入ってたけど、なにか質問ある?」元女囚が立てた掲示板、話題はメイク事情? 2017/10/15 20:00 セレブゴシップ メイクは普通の感覚を思い出すのにすごく大事 <コメント5> 精神病で入院していたことがあるけど、逆の状況を見たよ。精神病に入院してた女の子は、みんな化粧することも、髪の毛を下ろしたりすることすら許されてなかった。自尊心を高めるみたいなことがその理由だったけど、女の子は全然幸せそうじゃなかった。 でも黒人の子だけ美容院に行くことが許されてた。彼女たちは白人の子よりも髪の毛の手入れが必要だからね。黒人の子たちが美容院から戻ってきて前よりキレイになってるのを見ても、白人の子たちは文句ひとつ言うことも許されてなかった。精神病棟はめちゃくちゃだったよ。 <トピック主> 私が精神科に入院したときは、看護婦さんは私に、出かけるときにメイクなんか必要ないとか言ってたよ。失礼だなって思った。そのときは絶望の真っただ中だったけど、メイクしたり、日常のそういう行為って、普通の感覚を思い出すのにすごく大事だし、日々がんばろうって思える力になったな。 <コメント6> どうして罰金をくらったの? <トピック主> 違うよ。罰金はくらってない。私が言ってるのは、罰金をちゃんと払ってない人は、精神病持ちの暴力的な囚人とか、殺人者、強姦犯と同じエリアに入れられるってこと。最初に、セキュリティが一番厳しいところに入れられるのは、喧嘩っ早いとか、そうゆうのを観察されるため。だから、その間は閉じ込められることもないけど、セラピーとかもない。ひどい環境だよ。刑務所を出て、すぐ再犯するのも全然驚かないな。だって、改善できることって、もっとあるのに、みんなそんなこと全然話さないし。 いかがでしたでしょうか。精神科に入院していた人のコメントもいくつか出てきましたが、海外の精神科も興味深いですね。黒人女性は美容院が許されるとか、白人は許されないとか、メイクをするのはOKか否か。一番盛り上がっているのは、外見にまつわるテーマだったようです。欧米の精神科に限らず、日本でも同じように施設によって化粧の扱いは異なるのでしょうか? そんな疑問も、きっと掲示板を探れば解決しそうです! 海外の掲示板は利用者数の多さもあってか、刺激的な内容がゴロゴロ。また面白いトピックができたら、紹介していきますね。 (抄訳・構成/藤子留美加) 前のページ123 最終更新:2017/10/15 20:00 Amazon 女囚さそり けもの部屋 [DVD] サイ女の女囚番長、中野瑠美さんコラムも夜露死苦! 関連記事 元女囚が教える「ポン中」の見分け方――半永久的に続く覚醒剤の害「そんなに私の裸が見たいんか!」叫ぶおばあちゃんも――クレイジーでおもろい獄中者恋人の遺体と45日間生活、交際5年の果てに女が犯した「ラストダンス殺人事件」「上野小2殺害事件」――37年前から続く「母親の責任」「心の闇」という断罪「佐世保小6女児同級生殺害事件」で隠された、加害者少女の“もう1つ”の特性とは 次の記事 長野博は「無形文化遺産」と大橋アナ >