『ひよっこ』ついに最終回! 視聴率20%割れの苦難のスタートから見事“有終の美”達成
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回お届けします!
『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。
【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
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■9月30日(土)/156話(最終回)
ついに最終回を迎えた朝ドラ『ひよっこ』。156話では、みね子とみね子の家族がすずふり亭を訪れる様子が描かれた。まだ記憶を失っていない頃のみね子の父・実(沢村一樹)が、「ハヤシライス」を食べるシーンで初登場したすずふり亭を、家族全員で訪れるこのシーン。視聴者は「このシーンが見たくて、『ひよっこ』見続けてきたんだなぁって」「実さんが食べたハヤシライスを、みんなでわいわいと食べてるだけのシーンが一番泣けた……」「なんて幸せなシーン! 特別な何かを手に入れたわけじゃないけど、一番の幸せを手に入れたんだな」と大号泣。
そのほかにも、すずふり亭の見習いコック・ヒデ(磯村勇斗)と婚姻届を書くみね子の姿や、向島電機・乙女寮の仲間である豊子(藤野涼子)と澄子(松本穂香)があかね荘に引っ越して来た様子、さらにみね子、時子(佐久間由衣)、三男(泉澤祐希)の幼なじみ3人と、高校時代の担任である田神先生(津田寛治)との久々の再会が描かれた。
「来週からみね子たちに合えないと思うとめちゃくちゃ寂しい」「ぜひともスピンオフをお願いします……でないと心に穴がぽっかり開いた感じがなくならない」「何でもない最高に幸せな日常をずっと見続けていたかった」などと、多くの視聴者が“ひよっこロス”に陥っているようだ。
28日に放送された154話では、平均視聴率24.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高平均視聴率を更新。同作は4月のスタート当初は初週平均視聴率が20%に達していなかったにもかかわらず、徐々に評価を上げ、7月20日以降の放送では全ての放送で視聴率20%以上を獲得。最終回視聴率は21.4%、全156回の平均視聴率も20.4%だった。
また最終回のクレジットでは、これまで「谷田部みね子」だったみね子の名字が、ヒデと同じ名字の「前田みね子」になっているというサプライズもあった。ラストはみね子からのお礼の言葉と「みんな一緒に頑張っぺ」というメッセージで締められ、視聴者も大満足のまさに“有終の美”を飾ったようだ。