『やすらぎの郷』“原発作業員”役の上川隆也、数分で視聴者を魅了し絶賛の声!
ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(木曜日)お届けします!
『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。
【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
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■9月21日(木)/123話~9月27日(水)/127話
123話では、「やすらぎの郷」の創設者・加納英吉(織本順吉)の最期を見届けた栄は、近親者のみで執り行われた密葬にも立ち会う。「やすらぎの郷」の存続について不安に駆られた栄が加納の側近である川添純一郎(品川徹)に問うと、川添は心配ないと笑うのだった。そして加納の遺体は、生前の願い通り海に沈められる。
「やすらぎの郷」に戻り、高井秀次(藤竜也)と白鳥洋介(上條恒彦)にだけ、加納の死を知らせる栄の姿が描かれた124話。栄は加納の最期の姿を2人に詳しく話す。
125話で栄は、かつて愛した年下の女優・安西直美の孫である榊原アザミ(清野菜名)とのメールのやりとりに一喜一憂する。そこに、入居者の三井路子(五月みどり)の結婚話に便乗してウエディングドレスを着たお嬢こと冴子(浅丘ルリ子)とマヤ(加賀まりこ)が訪れる。このシーンに視聴者からは「元嫁と元カノがウエディングドレスで訪れるとかホラーだろ」「これは神回すぎる(笑)」「これぞやすらげない『やすらぎの郷』って感じ」という声が上がった。その日、加納の娘である総務理事のみどり(草刈民代)から「やすらぎの郷」の住人に加納の死が知らされる。
東京で、栄が妻・律子(風吹ジュン)の墓参りへ行くシーンからスタートした126話。栄はその後、馴染みの居酒屋「侘助」でかつてのテレビ仲間・中山保久(近藤正臣)との旧交を温める。翌日、直美(清野菜名)が津波にさらわれた福島県いわき市の海岸に1人立つ栄の姿があった。そこへ、原発の廃炉作業員として働いているという男(上川隆也)が声をかけ、東日本大震災の傷跡を強く訴える。ほんの数分の出演だったが、強く人を引きつける上川の演技に、視聴者からは「たった数分でこんなに重いテーマを伝えてくる上川隆也ってすごい」「震災に傷つき、それでも生きていく人を実に普通に演じてた。あの人のドラマをあと2時間見たい」「上川隆也の演技が秀逸すぎる」と絶賛の声が続出していた。
127話で栄は、アザミといわきで合流し、かつての定宿・磐梯熱海の温泉宿へと向かう。栄が温泉に入ろうと露天風呂に向かうとそこにはなんとアザミの姿が……。
残り2話となった『やすらぎの郷』。昔、不倫関係にあった直美にそっくりなアザミと温泉宿に向かった栄がどんな行動に出るのか。最後までやすらげない展開になりそうだ。