元1Dのゼイン・マリク「ハリーとは、ほとんど会話してなかった」発言で腐女子お通夜状態
ワン・ダイレクション時代、ゼインは「ハリー、起きろよ!!」というツイートとともに、熟睡しているハリーのドアップ写真をTwitterに投稿していた。コンサートやイベント、テレビの収録で、互いのほっぺたにキスをしたり、抱きついたり、至近距離で向かい合って腰を突き出しながらダンスをしたりと、とても仲の良い様子がたびたび話題になっていたのだ。
ゼインとハリーが一緒に寝ているベッドに忍び寄り、騒ぎ立てて起こすという寝起きドッキリが撮影されたこともあった。「やっぱり2人は同じベッドで寝る仲なんだ」「ゼインは服着てるけど、ハリーは上半身裸」と、「ザリー」ファンをときめかせたものだった。
ゼインの電撃脱退直後、コンサートでリアムがハリーの肩に腕を回し、ルイがまるでゼインが隣にいるかのように腕を回すポーズをとった際、ハリーは号泣。その後も、ほかのメンバーたちと「いつも一緒にステージに立っていたゼインがいない」ことに涙を流した。
ゼインがワン・ダイレクションから離れて、やっと自由を感じるようになったと発言するたびに、ハリーが憤りを露わにしていると報じられた時も、「ザリー」ファンは「愛しているからこそ怒ってるに違いない」と納得していた。
ゼインの今回のインタビューで「ザリー」ファンは悲しみに暮れ、「一緒のベッドに寝てたのに!」「キスしたり、いちゃついてたのに!」「勝手に脱退した時、ハリーが一番泣いてたのに!」と激怒。「これはマネージメント・レベルでの陰謀」と唱えるものもおり、ネット上はお祭り騒ぎとなっているのである。
ハリーは、このゼインの発言が公になった後に出演したオーストラリア人DJのラジオ番組『Ash London LIVE!』で、「そうだね。自分は基本的にあまりしゃべらないからね……忙しくても、静かにしてるタイプなんだ」と述べており、ファンの間では「これがゼインに対する答え」「宣戦布告」だという声まで上がっている。
今月7日にリリースされた、シーアをフィーチャリングしたゼインの新曲「Dusk Till Dawn」MVで、曲の合間、刑事がゼインに「お前はもう日の当たる場所では暮らせないんだ。誰もがお前を見張っている。わかってるだろ?」「お前のホーミーたち、お前に腹を立ててるんだぜ。激怒してるんだ。お前の名前は道端の泥だ。お前のことは、よくわかってるんだ」と告げ、ゼインが「俺のことなんて、わかちゃいないくせに」と吐き捨てるように言う台詞がある。
ファンの間では、この「ホーミー(地元の友達)」とはワン・ダイレクションの4人のことで、MVでゼインは「ワン・ダイレクションの奴らは、俺のことなんて理解してない」「上辺だけの付き合いだった」と示唆しているのではないかと大きな波紋が広がっていた。
そんなタイミングでの今回の発言だったので、なおさら「ザリー」ファンは絶望感を味わったようである。
ゼインは問題の「Us Weekly」誌インタビューで、「再結成はありえる?」という質問に対して、「どうだろうね? 前にも言ったと思うけど、ネバー・セイ・ネバー、まだまだ可能性はあるって感じかな」と回答。「また5人揃ったワン・ダイレクションが見られるかも!」と喜ぶファンもいるにはいるが、コアなファンや「ザリー」ファンたちはそう楽観的には考えられず、複雑な気持ちを抱えているようである。