『黒革の手帖』武井咲の逃走&流産シーンに、「本人も妊娠中なのに」「集中できない」と苦言
9月14日午後9時から第8話(最終回)が放送される武井咲主演の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)。視聴率は初回から2ケタをキープして、第7話も11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調だ。
派遣先の銀行から横領した1億8000万円をもとに、銀座にクラブ「カルネ」をオープンした原口元子(武井咲)。第7話では、上星ゼミナール理事長・橋田常雄(高嶋政伸)の借名口座の記された、頼みの“黒革の手帖”を裏社会のドンだった長谷川庄治(伊東四朗)に奪われて窮地に陥る。お金が用意できなくなった元子は、長谷川と交わした銀座最高峰のクラブ「ルダン」購入契約の破棄を申し立てるが、違約料として「カルネ」の権利を取られてしまう。
議員秘書の安島富夫(江口洋介)に相談すると、弁護士を紹介してもらえることに。弁護士は違約料があまりに不当なため、裁判で必ず勝てると言うのだが、相手が長谷川だと知ると、この件から降りてしまう。ほかの弁護士に相談しても同様で、長谷川相手に戦おうとする者はいない。どうすることもできない元子だが、安島から“黒革の手帖”の代わりとなる“切り札”を渡され、最後の勝負に打って出るのだった。
「第7話では、元子が安島の子どもを妊娠するという展開がありました。現実世界でも、武井が9月1日にEXILE・TAKAHIROとの結婚と妊娠3カ月を発表したばかりだけに、タイムリーな話題だとネット上は大盛り上がり。しかしドラマでは、警察官に職務質問された元子が走って逃げ、階段から転落して流産。視聴者からは、現実の武井の境遇と重ね合わせて、『役だとしてもつらすぎる』と同情の声が上がったほか、武井の妊娠発表により『ドラマの展開が全然頭に入ってこなかった』との苦言も寄せられていました」(芸能ライター)
ネット上ではほかにも、「走るシーンとか、武井の体がめちゃくちゃ心配になる」「走るシーンでハラハラしてたら階段落ち……。ダメだ、いろいろ気になりすぎて集中できない」「妊娠中なのに帯で腹部を締めつけられてキツそう……ということで頭がいっぱい」「せっかくドラマを楽しく見てたのに、現実の情報が強すぎて残念」といった声が上がっている。
最終回では、安島から渡された切り札の封筒を手にした元子が長谷川と会い、「カルネ」の権利を返すように迫る。要求を飲んだ長谷川は覚書にサインをし、元子はついに「カルネ」を取り戻す。橋田や「燭台」のママ・岩村叡子(真矢ミキ)にも連絡を取り、ママとして再出発することを報告するが、そこで橋田から衝撃的な事実を明かされることになる。
「何もかもがうまくいったと思いきや、予告映像では『銀座で一番若いママ、行方不明らしいですね』『殺したんだろ、君が』などといった衝撃的な台詞が飛び交っています。最後まで気の抜けない展開となりそうで、ハッピーエンドかバッドエンドか、どちらになるかもわかりません」(同)
話題性も視聴率も好調で、武井の代表作の1つになった『黒革の手帖』。視聴者からの大絶賛を受けて、幕を下ろせるのか注目だ。