TOKIO・城島茂、「高1だったキムタクが……」意外な暴露にジャニーズ後輩が騒然!
TOKIOの城島茂が、8月31日放送のラジオ番組『関ジャニ∞村上信五 ジャニーズWEST桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送)にゲスト出演した。前日30日発売の新曲「クモ」のPRを兼ねた出演だったが、後輩ジャニーズに対する評価から、SMAPメンバーとの思い出話まで、事務所の古株らしい貴重なエピソードが次々と飛び出した。
通常盤のCDに収録されたムード歌謡楽曲「女の坂道/島 茂子とザ・ソイラテズ」で、“島茂子”という女性歌手になりきり、女装姿を披露している城島。31日には東京・池袋サンシャインシティの噴水広場で「発売記念リサイタル」を開催し、夜には後輩がパーソナリティを務めるラジオの生放送に登場した。
オープニングでは、この日のイベントについてのトークで盛り上がった一同。リスナーからは放送中に「城島くんのコメント一つひとつが、死ぬほど面白くて最高です」と、好意的な感想が届いた。「レジェンドやからな」(村上)などと褒められると、城島は「ずっと村上くんは、この局に居座ってるわけでしょ?」と、村上に質問。というのも、村上は2003年から同番組を担当しており、共にパーソナリティを務めた横山裕や丸山隆平が外れた後も、1人残留しているのだ。
城島が「(後輩に)もう譲ったりーよ」と助言したところ、「いずれ取って代わられますからね。若い世代には」と、冷静に返す村上。関ジャニ∞とジャニーズWESTといえば、このラジオのレギュラー枠だけではなく、村上がレギュラーだった『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)を卒業後、桐山&中間コンビが入れ替わるように新加入したこともあった。城島はその一件を引き合いに、「取って食われるんちゃうかって焦ったことなかった? 『ヒルナンデス』」と切り出し、村上は「そりゃありますよ。全然ありますよ。『ヒルナンデス』なんて、僕もう取られてますから。横山が、だから粘ってますからね。あいつが最後の砦ですもん」と、正直にぶっちゃけた。
城島はよほど、関ジャニ∞とジャニーズWESTの関係性が気になるのか、「ちょっとWESTが鬱陶しいなって、イラッとけぇへん?」とさらにも村上に探りを入れ、「デビューした時って、“うれしさ”半分、“うわヤバイ”が半分……」と村上が答えると、
「それ同じ思いで見てたんや、お前のこと! ややこしいやつ来たわ! みたいな。鬱陶しい! 関西から、またなんかわからんけど……関西からミナミのホストみたいなやつが出てきやがって、と思って。ホンマやで!」
と、関ジャニ∞のデビューに危機感を抱いていたことを吐露。とはいえ、奈良出身の城島は、同じ関西出身の関ジャニ∞の活躍を気にかけていたようで、かつて関ジャニ∞が所属していたレコード会社「テイチクエンタテインメント」の社長と店で一緒になった際には、「いつもお世話になってます」と挨拶したという。「ジャニー(喜多川)さんと仲がいいからね。挨拶だけしてっていうのはあったね。全然、(関ジャニ∞が)誰が誰かわからなかったけど、その時は」と振り返った。
また、リスナーからのお便りをきっかけに「城島から見た関ジャニ∞の曲」という話題になった時には、「大阪色をうまく出してる」「だから、WEST大変やなと思って。どういくんやろ? って」と、ミュージシャンならではの目線でコメント。桐山いわく、ジャニーズWESTが楽器をやると関ジャニ∞の雰囲気が出てしまうが、一方で関西弁の歌は「外せない」とか。これに対し、城島は「関ジャニを超えることはできへんやん。そういう部分では。楽曲のテイストに関しては」「そうなるとWESTは同じ路線やと無理やから、これは大変やと思うよ」と同情。ちなみに、ジャニーズWESTはメンバー4人でのデビューが一転し、直談判によって7人でデビューに至ったが、城島はそのことを「ニコニコ動画で知ったんかな?」と話していた。
その後、リスナーから「学生時代はどんなタイプの生徒か」との質問が寄せられると、地元にいた当時は「短ランにボンスリ(ボンタンスリム)」を着ていたと回顧。
「高校3年生の時、その格好で上京したら、SMAPの香取慎吾くんが、まだ当時小学校6年生やったかな? 『何その服、城島くんー!』とか言われて。そしたら、当時高1だったキムタク(木村拓哉)が、『ちょ、ダッセーんだけど』って。『いや、ちょ、待てよ!』言うて。『ちょ、待てよ! ちょ、待てよ!』『あ、いいね、それ。もらうね』って」
と、香取や木村とのエピソードを振り返ったが、「絶対ウソ!」(桐山)「これ、城島漫談やからな! 騙されるなよ!」(村上)と、一同騒然。城島は、「木村くんに『東京どんなん着てんの?』って言ったら、『え、標準服だよ』って言うて。『標準なんや、へー』って、僕は逆にカルチャーショック受けて。『それがカッコいいんやね』って」と、懐かしそうに語った。
このほか、大倉忠義の名前が出た際には、「あいつ、笑いのポイントがちょっとおかしいよね?」とツッコみ、「値上げしたから、心の中では笑ってるんちゃう?」と父・大倉忠司が社長を務める居酒屋チェーン「鳥貴族」が、メニュー価格を28年ぶりに値上げするニュースに引っ掛けたネタを挟み込む一幕も。村上が「あっちの方はね、お父さまの方」とアッサリ交わすと、「(ネットの)まとめで知ったんや。まとめ見て」と情報源まで明かしていた。
さらに城島は、他ジャニタレの身内事情にも言及。ジャニーズWEST・藤井流星の妹(藤井萩花&藤井夏恋)がE-girlsメンバーであることから、「僕は藤井くんになりたいね。姉ちゃんとか、妹か? しゃべれるやん。普通にファンやから」と述べ、後輩は「めちゃくちゃ詳しいですね、ありがとうございます」(中間)「一般の方の発言ですね。でも、喜ぶと思います」(桐山)と、恐縮していた。
SMAPとの旧交から、最新のジャニーズ身内話まで、さすがの情報量で語り尽くした城島。SMAPが解散した現在、TOKIOはジャニーズで活動するグループで最もベテランに。今後も年長グループのリーダーとして、事務所の各方面への目配せと情報収集に励んでいってほしい。