『セシルのもくろみ』真木よう子、「脱ガリガリ」「脱カラコン」に視聴者は好感触
8月24日午後10時から、真木よう子主演ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の第7話が放送される。視聴率は、第6話で自己最低となる3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、相変わらずの低空飛行だ。
同作は、体育会系の主婦・宮地奈央(真木)が、ある日ファッションライター・江里(伊藤歩)にファッション誌「ヴァニティ」の読者モデルとしてスカウトされ、自分とは無縁だった世界に戸惑いを感じながらも「負けたくない」との一心で、一流のモデルを目指し奮闘する姿を描いている。
第5話で、読者モデル企画の廃止に伴い「ヴァニティ」を卒業した奈央。第6話では、普通の主婦に戻った奈央の前に、突然「迎えに来た」と江里が登場。読者モデル企画がなくなった後、売り上げ部数が徐々に落ちてしまった「ヴァニティ」を立て直すため、奈央を専属モデルとして迎えたいというのだ。
奈央は、プロのモデルとして特訓を開始するも、撮影が始まると思うようなポージングを取れず、カメラマンから「今後はこの人の担当、外して」と言われてしまう。しかし、あこがれのカバーモデル・由華子(吉瀬美智子)に、「頭が忘れても体がおぼえてるくらい、徹底的に叩きこんでね」というポージングのアドバイスをもらい、さらに奮闘する。
そんな中、有名海外ブランド「フェローニ」のタイアップ企画に「ヴァニティ」が選ばれ、モデルに奈央が抜擢された。撮影当日、見違えるようなメイクを施された奈央は、今までにない大舞台とあって緊張気味になっていたが、ヘアメイクのトモ(徳井義実)に励ましの言葉をもらい、覚悟を決めた表情で撮影に挑んでいく。
「真木は、放送開始当初から、『ガリガリすぎてモデルに見えない』『振る舞いや言動が、体育会系ではなくただの下品』と散々な言われよう。しかし、第6話でメイクアップして登場したシーンには『まあまあ綺麗』と、久々に彼女を褒める声が上がっていました」(同)
特に、「フェローニ」のPRチーフマネージャーから「柔らかい表情ももらえる?」とのリクエストが入り、奈央が一度目をつぶってゆっくりと開くシーンには「美しい」との声も。
「このシーンでは、真木の顔がアップになるのですが、視聴者からは『カラコン外したね』『綺麗になったと思ったら、あの不自然だったカラコンをやめたんだ』との指摘が相次ぎました。というのも、初回から『カラコンが似合ってない』と視聴者の間で不評を買っていたんです」(同)
第7話では、「ヴァニティ」からの卒業を決めた由華子が、最後の撮影を行う。駆けつけた編集部や奈央たちの前で、由華子は新しいカバーモデルとして、元No.2モデルの舞子(長谷川京子)を紹介。舞子は、さっそく専属モデルを集め、“ついてこられない場合は自分から降りてほしい”と言い放つ。
「次回予告の映像に登場した真木に対して、視聴者から『最近体形がふっくらしてきてない?』『ガリガリという印象は薄くなってきた』との声が上がっていました。目が慣れてきただけかもしれませんが、真木が演じる主人公を受け入れようとする視聴者が増えてきたように感じます」(同)
視聴率の低迷から、“打ち切り”のウワサも流れている『セシルのもくろみ』。真木の好感度アップに伴い、視聴率も上昇してくれればいいのだが……。