豊田真由子よりもひどい!? “暴言女王”佐藤ゆかりの恋多き議員人生と永田町の評判
佐藤議員と豊田議員に違いがあるとすれば、それは「恋愛」です。佐藤議員は、なかなかの“恋多き女性”というか、「オンナの武器」を使って国会議員を続けているといわれています。選挙区をたびたび替えるのも、そういうことなのかもしれません。
初出馬した2005年には、郵政民営化に反対した野田聖子候補の対抗馬(岐阜1区)として注目を浴びました。小泉純一郎首相の放った「刺客」ですね。この時の「お相手」は、大手マスコミ幹部といわれ、「不倫メールを500通も送っていた」という怪文書が永田町に出回り、「週刊文春」(文藝春秋)が報道しています。メールは、不倫相手の奥様が公開されたとのお話でした。佐藤議員は、「選挙妨害」として全面否定しましたが、選挙区では落選して、比例でなんとか復活当選しています。
その後、09年に小杉隆・元文部科学大臣(東京5区)の後任として出馬し、「小杉先生へ色仕掛けをしたのだろう」と当時はウワサされていましたが、この時は落選しています。
翌10年夏には参議院選挙に鞍替えして、比例代表で出馬して当選。当時の自民党選挙対策局長だった河村建夫議員に泣きついたといわれていました。
そして、参議院の任期を残しながら、14年には井脇ノブ子元議員の不出馬で空白区となった大阪11区へ再び鞍替え。この時も同じく、河村議員が後見人となって11区の公認をもらったといわれています。このように、選挙区と秘書がどんどん替わっているので、どうしても「女の武器を使って生き延びてきている」とか言われてしまうんですね。
そして、今回の新内閣のメンバーの中にも佐藤議員の「元カレ」がいると、永田町で話題になっています。すでに終わった関係とはいえ、バッチリ不倫で、当時から秘書たちはみんな知っていました。週刊誌はその頃の写真を押さえていると聞いていますから、そのうち報道される可能性もあります。その大臣が現在進行形で行っている「リアルな不倫事情」と合わせて、元カノである佐藤議員も脚光を浴びるかもしれません。ちなみに今回入閣したある大臣の弟も、かつて佐藤議員の「不倫相手」と報道されています。
不倫なんかなんとも思わず、「悪名は無名に勝る」というのが永田町の常識ですし、議員本人たちは知名度が高まって、割とご満悦かもしれません。でも、地元の有権者たちは、そうは思いませんよね、きっと。
まだまだ猛暑が続きます。みなさまご自愛くださいますよう。以前サイゾーウーマンで連載していたコラムが書籍『国会女子の忖度日記: 議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』(徳間書店)になりました。お手に取っていただければ幸いです。
(神澤志万)