サイゾーウーマン美容・健康1回640円のエステで衝撃の一言 美容・健康 覆面調査員が行く! 「通いすぎは肌に良くない」1回640円、通い放題の激安エステ潜入も……従業員から衝撃の一言 2017/08/13 19:00 覆面調査員が行く! 格安小顔矯正に飛びついたら? 潜入その2 小顔矯正も効果はいまひとつ……/池袋・M 【メニュー】専属のプロが診てくれる!小顔矯正コース 【クーポン価格】2,500円(71%オフ) 小顔矯正は、どこのサロンでも“価格が高い”イメージがある。しかし、池袋・Mの小顔矯正コースは、通常価格から71%もお得の2,500円というのだから、これは潜入するほかない。ちなみに気になったのは、クーポンサイトに記載された「専属のプロ」という文言で、なんでも、日本小顔矯正師協会(JKRS)認定スタッフが在籍しているらしい。 格安の値段に加え、プロが施術してくれるとの売り文句に、“人気店だろうな”“予約も取りづらいかも”と思ったが、なんと当日に予約ができてしまった。場所は池袋とのことで、早速サロンに向かったものの、電話で聞いた場所とは違っていたのか、駅前で迷い再度連絡を取るなどしていたら、本来駅から3分の場所なのに15分以上かかってしまった。エレベータなしの昭和風のビルの階段を昇り、息を切らしながら入店。ブラウンがベースのナチュラルな店内は落ち着いた雰囲気で、居心地の良さを感じた。 まず、受付に声をかけると、メニューを選んでほしいといわれる。<骨盤、美脚、O脚矯正コース>も選べるそうで、筆者は小顔を選んだのだが、受付の段階で、どちらかに決めなくていけないのは珍しいシステムに感じた。今まで潜入したサロンでは、まず体の状態を見てもらってから、どのコースにするか選べるところが多かったからだ。 毎回のことながら、個人情報をバリバリに開示しなければならないカルテ記入からスタート。そして、施術ルームに案内され、まずは顔写真の撮影を行う。顔の歪みと肌のたるみやシワを指摘され、頭蓋骨が歪んでいるとか、いないとか、という話をされたが、頭蓋骨の具合は自分自身にはわかりようもない。 今回、筆者の担当になったのは、この道10年以上のベテラン女子。国家資格を持っているのかと尋ねてみると、「持っていない」といい、「さすがにこの年齢で3年間学校に通うのはキツイ……」と、本音をポロリしていたが、各種民間資格であるカイロプラステックスの勉強はしていたという。 なんでも筆者の場合、頭蓋骨の歪みより前に、肩や首のコリや、リンパの詰まりが原因で二重顎になってしまっているとのこと。熟練の手技で“揉む、叩く、流す”を繰り返されるのだが、正直、痛い! リンパの詰まりが取れれば、痛みは消えるといわれても、とにかく痛い! 「痛いですよね」と声をかけられながら、必死に痛みに耐えるのみ。 要は、筋肉がコリ固まっている状態だと、頭蓋骨の歪みの調整すらもできないということらしく、50分程度の施術を終えて再度撮影してみたものの、小顔効果はいまひとつ。「小顔矯正は全身矯正が必要な場合もある」といわれたが、だったら顔周辺だけ集中的に50分施術するより、15分程度軽く全身を流してから、小顔矯正をしたがよかったのではないか。クーポン客だけに、そういった融通は利かないのだろうか。 ちなみに、小顔矯正は通院ペースが肝らしい。最初の3回目くらいまでは、週1回。その後は、5~10日を目安に通い、効果が実感できるのは5回目くらいからだという。帰りがけに、回数券をススメられたが、別のクーポンサイトに、誰でも使えるクーポンが掲載されていたことを思い出し、そちらを使う方が格安のように思えたため、やんわりお断りして、店を後にした。 クーポン満足度評価/★★☆☆☆ リピーター思案評価/★★☆☆☆ ※その通院ペースで1回8,500円はちょとムリかも? 吉原杏(よしわら・あんず) 大阪生まれ、大阪育ち。好きなモノは小銭。好きな場所はリサイクルショップに100円均一。美容・健康オタクとしてプチ整形、数々のダイエット法に挑戦したことも。数々の携帯小説家、『株一年生~ゼロからわかる株の教科書~』(オープンアップス)などのアプリ作家として活動。 前のページ12 最終更新:2017/08/13 19:00 Amazon 鍼灸師・エステティシャンのための よくわかる美容鍼灸 食べ放題に「食べすぎはよくない」って注意書きがあるってこと? 関連記事 「オジさん施術者の自宅アパート」がサロン!? タイ古式マッサージの“地雷クーポン”体験「山盛りの金箔」がたったの1枚! 美肌エステクーポンの“写真詐欺”、店側の言い分は?まさかのド素人? 激安“水素水クレンジング”サロンで体験したキナ臭~い施術「いつの間にか靴がない」「半額チラシをばらまき」呆気に取られた、エステサロン勧誘体験談美容院クーポンは“価格破壊”の時代へ! 爆安サロンが顧客をつかむ驚きの仕掛け 次の記事 「non・no」に見る新しい量産型女子大生 >