元夫の立つ瀬はなくなるばかり

「できた女だよ!」ベン・アフレックが新彼女とバカンス中、元嫁姑が仲良くお出かけ

2017/08/04 18:11
WEST HOLLYWOOD, CA - MARCH 02:  Actress Glenn Close with Ben Affleck and wife Jennifer Garner arrive at the 2014 Vanity Fair Oscar Party Hosted By Graydon Carter on March 2, 2014 in West Hollywood, California.  (Photo by C Flanigan/WireImage)
「ベニファー」と称された時期が懐かしい

 10年以上連れ添ったベン・アフレック(44)に未練のかけらも見せず、綺麗さっぱりシングルマザーの道を歩みだそうとしているジェニファー・ガーナー(45)が、ベンそっくりの顔をした姑と仲良く外出する姿がパパラッチされた。ハリウッド随一の良妻賢母と称されたジェニファーは、嫁としても二重丸。離婚しても子どもの祖母であることに変わりはない姑とは、今後も良好な関係を維持していきたいと思っているようで「応援したくなる」ようなパパラッチ写真だと話題を集めている。

 落ち着いた雰囲気で堅実なタイプのジェニファーと、結婚しても自分のやりたいことに挑戦して、いつまでも少年の心を持ち続けるベン。結婚後すぐに出産したジェニファーは、人気テレビ女優であったにもかかわらず仕事をセーブし育児に没頭した。化粧っ気のないカジュアルな服装で子ども達と公園で遊ぶ姿が頻繁にパパラッチされるようになり、「理想の母親」「世界一のママ」と称賛されるようになった。

 一方のベンは意欲的に映画製作に取り組み、監督・プロデュース・主演した大作映画『アルゴ』(12)は、アカデミー賞で作品賞を含む3部門に輝く快挙を成し遂げる。受賞スピーチでは興奮した口調で「妻にも感謝したい。10回目のクリスマスを迎えられるように努力している妻に」「(結婚生活というのは)努力しなきゃできないことだけど、苦じゃない。努力するパートナーは君以外に考えられない」と言い、会場にいたジェニファーを涙ぐませた。こうしてジェニファーは、「ハリウッドイチのアゲマン」と呼ばれるようになったのだ。

 2人が最初に出会ったのは、2000年の夏。ベンがゴールデンラズベリー最低主演男優賞にノミネートされた『パール・ハーバー』(01)で共演している。当時ジェニファーは既婚者だったため特に何もなかったが、その2年後、ベンが第24回ゴールデンラズベリー最低主演男優賞を獲得した『デアデビル』(03)で2人は再共演し、親交を持つようになった。

 ジェニファーは最初の夫と03年3月、その後交際したドラマの共演者と04年に破局。ベンもジェニファー・ロペスとの婚約を04年1月に破棄した。共にシングルになった2人は距離を縮め、恋人関係に発展。05年4月に婚約、6月に結婚すると、同年12月に長女、09年1月に次女、12年2月に長男が誕生し、あっという間に5人家族となった。


 ベンのブレイク・ライヴリーとの浮気疑惑や、ギャンブル&アルコール依存など何度か夫婦の危機がうわさされたものの、その都度2人はインタビューでお互いを「最高の伴侶」だと褒め称え、不仲説を打ち消してきた。14年の夏には、仲良くALSアイス・バケツ・チャレンジ動画を投稿。10月に出演したトーク番組でジェニファーは、バットマンの役作りのため13キロ増量し体脂肪を8%まで落としたベンについて「いい体よ」「浮気してるみたいな感じ」と笑顔でコメント。11月には女性誌「Elle」で、女優業への復帰をベンが応援してくれていることをうれしそうに明かした。

 しかし、それから半年後。ベンが子ども達のナニーを連れて、ラスベガスのチャリティポーカーイベントに繰り出したと報道される。その3日後の15年6月30日、2人は別れることを発表。多くのメディアは「ベンがナニーと浮気したことが原因」だと伝えた。

 ジェニファーは、「もう何カ月も前からうまくいっていなかった。ナニーの件は関係ない」とベンをかばいつつ、「子どもにとっては(浮気報道は)迷惑な話だけど」とピシャリ。かつて08年に英紙「Independent」のインタビューで、「時々、夫と会話したいから新聞を読まなくちゃって思うことがあるの」「彼は『俺様って、本当に頭いいだろ?』ってタイプだから、『そうね、私との会話にほぼついていけるなんてびっくりだわ』って言うためにね」と発言していたことから、「俺様気質のモラハラ男だったんじゃないか」「3人の子どもの育児に忙しいのに、モラハラで構ってちゃんの夫の面倒まで見ていられないと愛想を尽かしたに違いない」と囁かれるようになった。

 夫婦は破局後も、なんとか復縁できないかと結婚カウンセリングを受けていると報じられた。「ベンはジェニファーと子どもたちが暮らす邸宅の隣に住んでいる」「隣ではなく、そのゲストハウスに住んでいる」という報道も流れた。子どもたちを連れて、家族として外出する姿もパパラッチされている。しかし2人とも表情は固く、心は完全に離れているように見え「できることなら会いたくない」という空気を醸し出していた。互いに相当努力したのだろうが修復はできず、今年4月、ジェニファーは裁判所に離婚を申請。正式に他人になる道を選んだ。

ゴーン・ガール (字幕版)