双子を出産したビヨンセの体重変動が注目の的! 「プレッシャーかけるな」と心配の声も
確かに双子妊娠は体に負担がかかり、体重が増えることが多いとされている。6年前に双子を出産したマライア・キャリー(47)は、妊娠中に体重が31キロ増加したと告白。有名なダイエットプログラム「ジェニー・クレイグ」と契約を結び、痩せた体をCMで披露して大きな話題になった。マライアはロージー・オドネル司会のトーク番組で「産後1週間で18キロ減ったわ。これはむくみで増えた体重が減っただけなんだけど」「で、プログラムを始めて、絶対に減らさなくちゃいけなかった13キロを落としたってわけよ」とタイトなミニドレスを着て、スリムになった脚を見せびらかしながら笑顔で明かし、世間を驚かせたものだった。
確かにマライアは妊娠中、日を追うごとに体が大きくなり、出産直前はとても苦しそうだった。夫だったニック・キャノンを従えてド迫力のマタニティヌード撮影までしていたが、妊娠性糖尿病を患ってむくみに苦しみ、妊娠後期には医師から安静を言い渡されるなど、つらい妊婦生活を送っていたのだ。
一方ビヨンセは、今回の妊娠中に、いくつかの写真を公式サイトやインスタグラムで公開。どれもおなかだけが大きくなっており、「双子を妊娠しているのに小顔で手足の太さも変わらず、さすが!」と話題になった。だが同時に、外出時には、パパラッチたちに全身や顔を撮られないようにカバー。それでも撮られてしまった背中や顔の写真からは、相当な肉がついていることが確認でき、ネット上では「公開している写真は画像修正している」「やっぱり、かなり体重が増えている」「マライアと同じか、それ以上じゃないか?」「ただただデカい」という声が上がった。「前の妊娠でもめちゃくちゃ体重が増えたんだし、今回はさらにすごいことになりそうだ」と心配する者も少なくなかった。
長女ブルー・アイビーを産んだのは、12年1月7日。同年5月にはライブを行い、出産前と変わらぬ姿でステージに復帰し「奇跡」だと騒がれた。13年1月にはオバマ大統領の2度目の就任式で国歌斉唱したものの、のちに「口パク」だと発覚。「出産して声が出なくなったのでは」と陰口を叩かれたが、2月のスーパーボウルのハーフタイムショーで激しいダンスを踊りながら生歌を披露。圧巻のパフォーマンスに、全米が度肝を抜かれた。
この年の12月、ビヨンセはビジュアル・アルバム『BEYONCE』を電撃リリース。その後、公開したアルバム撮影秘話ドキュメンタリーで、妊娠中に体重が88キロまで増え、このアルバムに収録された「Partition」MVのために死に物狂いで29キロ減量したことを告白。そのプロ根性に世間が脱帽した。
前回は自然分娩したビヨンセだが、今回は帝王切開で出産したと伝えられている。もしかしたら、出産と同時に、腹部のたるんだ皮膚や脂肪を除去するタミー・タックと呼ばれる整形手術を受けた可能性もなくはない。米美容整形まとめサイトのQ&Aにも、美容整形外科医の「最後の妊娠ならば、帝王切開時にタミー・タックすることは可能」というコメントが掲載されている。とはいえ、ほとんどの医師が「体が回復する産後6カ月は待たないと危険」と警告。先日パパラッチされた時は、コルセットでおなかを締めていた可能性のほうが高そうだ。
今月21日には妹のソランジュと共に「FYF Fest 2017」へ繰り出し、ヘッドライナーを務めたミッシー・エリオットを応援。ミッシーがその時に記念撮影した写真をツイッターに投稿したのだが、ビヨンセは体形をカバーするようなトップスを着ており「やっぱり体形を気にしている」「こう見ると全体的にむちっとしている」と囁かれた。
今年2月に「双子のママとして、ビヨンセにアドバイスを!」と求められたマライアは、「双子って本当に大変よ。オー・マイ・ゴッド!」「個人的には、双子を妊娠、出産する中で変化していく体が、本当につらかった」としみじみと語っていた。直後に「でも双子って最高よ。2人にしか通じない言葉で話をしたりするの。爆笑ものよ」と笑顔を見せていたが、マライアの言う通り、ビヨンセも双子妊娠・出産による体の変化には、大変な思いをしていることだろう。プレッシャーをかけないためにも、体重に関する報道は、当分控えたほうがよいのではないかと思わずにはいられない。
果たしてビヨンセは、今回も「死に物狂い」の減量に励み、完全に妊娠前の体形に戻すのだろうか? ブルー・アイビーの相手をし、双子に母乳を与える合間を縫っての減量は相当きついだろう。しばらくは外野も温かい目で見守っていてほしいものだ。