水卜麻美アナが渋ってる? 『24時間テレビ』マラソンランナー“いまだ発表ナシ”の裏事情
夏の風物詩『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のマラソンランナーが、7月下旬になっても発表されていないことが、業界内外で物議を醸している。例年であれば、「早くて5月、遅くとも6月中旬までには発表される」(スポーツ紙記者)だけに、疑問の声が噴出するのは当然だが、日テレ局内でもマラソンランナーに関しては“極秘事項”扱いされているため、なかなか情報が漏れてこないそうだ。
昨年は5月末、落語家・林家たい平のランナー就任が『笑点』内で発表され、話題を呼んでいた。
「今年は、かなり早い段階で、『同局の水卜麻美アナウンサーが走ることになるだろう』とウワサされていました。局員であることから、ネット上で『高額ギャラを受け取っているのでは』といった疑惑も取り沙汰されないでしょうし、何より水卜アナは『好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)4連覇という好感度抜群のアナウンサーだけに、有力視されていたんです。ところが、本人が乗り気でないのか一切表沙汰にはならず、『どうも別の人になるようだ』という声も聞こえてきました」(同)
とはいえ、マラソン自体が中止になるわけではなく、同局編成局長・福田博之氏は7月24日、定例会見で「マラソンはやります! いろいろ考えてますので、いろんな番組を通じて発表していきます」と発言。事実、「放送に先駆けて、道路状況の確認や警備員の配置など、密かに準備は進んでいる。ところが、肝心のランナーだけはいまだに不明のままなんです」(同)とのこと。
『24時間テレビ』のマラソンをめぐっては、いつしかネット上で“炎上”することが恒例化している。
「決定打となったのは、2011年のランナー・徳光和夫に浮上したマラソンコースの “ショートカット疑惑”です。この年以降、有志がランナーと並走しつつ、ネット上でリアルタイムに『放送に乗らない一部始終』をレポートするようになりました。チャリティ番組に“ヤラセ”批判が巻き起こり、バッシング対象になることを避けるためか、近頃のランナーは、人気・知名度以前に『批判されない』人選をするようになっているんです」(テレビ局関係者)
確かに直近では、15年にDAIGO、14年にTOKIO・城島茂と、「比較的、世間の好感度が高いタレントが選ばれています」(同)という。
「実際には、ランナーのギャラはスズメの涙ほど。しかしランナーに選ばれると、『今後1年間、日テレから高待遇を受けられる』というメリットがあるといい、みんなその部分に惹かれて、オファーを受けるようですね。まぁ最近では、こうした裏事情も視聴者に悟られてしまっているだけに、日テレとしては『水卜アナを起用すれば、あらゆる批判を回避できる』と踏んでいるのでしょう」(同)
果たして、ランナーの正式発表はいつになるのだろうか。