ローラの独立・洗脳記事で浮上した、芸能事務所の“嫌がらせ”とマスコミの共犯関係
のんだけではない。安室奈美恵、江角マキコ、清水富美加など、さまざまに状況は違うとはいえ、事務所と関係が悪化したり、独立を画策しようとすると、巻き起こる洗脳騒動。それは中島知子問題以降、顕著になったと思われる現象だが、事務所にとっては“自分たちはあくまで被害者だ”と主張できる都合のよいものであり、また御用マスコミにとってはセンセーショナルで“おいしい”ネタなのだろう。独立しょうとするタレントへの、巧妙で効果的な“嫌がらせ”である。
だが、そんな苦境に立たされているタレントたちに一筋の光明が。それは公正取引委員会が、タレントの移籍を制限することは独占禁止法に抵触するとして、調査を開始することだ。そうなればSMAP問題も含めて、これまで悪辣なやり口でタレントを縛り、独立を阻止し、そして干してきた芸能事務所の問題が“社会問題”として大きく浮上する可能性が高い。
だが、大きな問題がひとつ。これまでブラックな芸能事務所と結託し、そのご機嫌を伺い、事務所からのリークによって独立タレントのネガティブ報道を繰り返してきた“共犯関係”にある芸能マスコミが、果たして公取委の調査結果をきちんと報じることができるのか。今後、公取委による芸能史上初の“メス”の結果とともに、各マスコミの報道にも要注目だ。
日本中の涙をさそった小林麻央の衝撃の訃報。現在でも夫の市川海老蔵、そして2人の幼い子どもたちの健気な姿、一挙手一投足が大きな話題になっているが、そんな中、一部マスコミが報じたのが「空白の1年半」問題だ。
当初、麻央にしこりが見つかったが、がんは見過ごされ、その後の検診も遅れた。さらに8カ月後の検診でがんが見つかったが、温存を望んだ麻央は手術をせず病院を去った。そして海老蔵が会見で麻央のがんを発表するまでの1年半が“空白”となっている。
これについて、乳がん患者や専門家がさまざまな意見を発しているが、「女性自身」によれば、その間、海老蔵と麻央は「最先端治療から“スピリチュアル”な治療まで、ありとあらゆる方法を模索し」たという。
だが、記事には衝撃の記述が。こうして試行錯誤を重ねた末たどり着き、昨年7月に転院した病院の治療方針に対し、現在でも海老蔵が不信感を抱いているというのだ。そして納得いく説明があるまで、治療費3千万円の支払いを止めているという。
本当か!? もし本当だとしたら、その結果は是非知りたいと思う。これまでのさまざまな臆測を払拭し、また乳がんと闘っている人々にとっても有益な情報になると思うから。海老蔵も、納得がいくまで、頑張れ! 本当の“家族たちの今後”のためにも。