年下ダンサーと復縁のマライア、収賄疑惑の元カレを「マザーファッカー」呼ばわり
そんなマライアが、死海の塩を使ったイスラエルのコスメ「デッドシー・プリミエル」の新しい広告塔に就任。それに伴い今週同国を訪問し、上機嫌で記者会見を開いた。しかし、その後地元メディアのインタビューで、ネタニヤフ首相との夕食会について質問され、マライアのテンションはだだ下がり。ジェームズのことを「マザーファッカー」と表現するに至ったのだ。
イスラエルでは今年1月、ネタニヤフ首相が国内外の実業家たちから「不適切な贈り物」を受け取った汚職の疑いがあるとして、エルサレムの公邸で事情聴取を受けたとの報道がなされた。1996〜99年、そして09年から再び首相職に就いているネタニヤフ氏には、相次いで疑惑がかけられており、国民の注目が集まっている。
ジェームズもネタニヤフ首相に「不適切な贈り物」をした疑惑がかけられており、彼らと夕食を共にしたマライアは「何かを知っているに違いない」と、その件について地元メディアから質問攻めにされたのだ。
「あなたはパッカー氏と一緒に、ネタニヤフ氏と夕食を共にされたわけですが、2人の間に特別な繋がりがあるように見えましたか?」と質問されたマライアは、いつもと変わらぬ口調で「私は料理を食べていたのよ」と回答。そうきたかという表情で苦笑いするインタビュアーに向かって、マライアは涼しい顔で「おいしい料理がたくさんあったわよ、うん」と言う。
インタビュアーは続けて「警察はパッカー氏がネタニヤフ氏に、何か贈呈したのではないかと調査を行っているのですけれど」と直球を投げるが、マライアは「それね。知らないわ。そう、わからない……私は夕食に招待されて行っただけだから」と左の口角を上げ、素っ気ない仕草をする。しかし、インタビュアーは負けじと「その時の夕食で、覚えていることは?」と質問。
マライアは少し間を開け「えっと、たくさん話をしたわ。会話、料理、夕食だったから」と答えるが、目は据わっている。「頼むから」とも言い、もうこのことは聞かないでくれ、とアピールする。しかし、インタビュアーはスクープを得られるのではないかと望みを持っているようで「我々はパッカー氏を探しているんですよ! でも見つけられないんです!」と現在のジェームズの居場所について心当たりはないのかと問いかける。
この質問にマライアはイライラを抑えきれなくなり、「あのマザーファッカーがどこにいるのかなんて、わたし知らないわ」と吐き捨て、自分の口から発せられた汚い言葉に笑いだす。これにはインタビュアーも目を見開いて呆れたように笑い、その場にいた人たちの笑い声もマイクは拾っていた。
笑い声が上がる中、マライアは「私が何を知ってるっていうの? 知らないのよ、マジで」と断言。「どこにおられるか、見当はつきますか?」としつこく食い下がるインタビュアーに「知らないわよ。どこかで、何かしてるんでしょ。私が知るわけないじゃない」と遠い目をした後、きりっとした顔で「知りません。政治的なことは一切知らないの。興味がないから気にもかけないし」と、これ以上は聞くなと強い目で訴えた。
彼女はかつて、2番目の夫ニック・キャノン(36)と別れた数カ月後、コンサートでビリー・ホリディの「Don’t Explain」(「言い訳はやめて」という内容の曲)の歌詞を1カ所だけ変更し、「あなたが浮気したって知ってるのよ、マザーファッカー!」と吐き捨てるように歌ったことが、大きな話題となった。
ニックとはその後「子どもたちの親として、仲良い友人関係を築く」ことに成功し、ジェームズとの交際も婚約も祝福してもらっていた。ここ数年、また太ってきたマライアがインスタグラムの写真を修正しているとバッシングされたときも、ニックは彼女をかばった。
一方で、ジェームズとマライアをつなげるものは、婚約指輪以外、何もない。むろん連絡など一切取り合っていないだろう。したがって、これからもマライアの中では、ジェームズ=マザーファッカーであり続けるものと見られている。
ネット上では、今回の報道に「ジェームズのことなんてクソとしか思ってないマライアに、こんな質問するなんて失礼」「聞くだけ無駄」「自分と金と歌と食べ物のことしか興味ないマライアなんだから、何か渡していたとしても気づくわけない」という声が上がっている。
今年4月に捨てたバックアップダンサーのブライアン・タナカと、6月に入り復縁したというマライア。 次はぜひ、幸せなニュースで世間を沸かせてもらいたい。