海外
血よりも深い絆がそこにある

命日を前に、マイケル・ジャクソン愛娘とマコーレー・カルキンが愛ある疑似家族ぶりを披露

2017/06/14 18:48
タトゥーはあっても心は娘

 マイケル・ジャクソンが急逝して8年がたつ今月、愛娘パリス・ジャクソン(19)が、インスタグラムのストーリーで彼女のゴッドファーザー(名付け親)であるマコーレー・カルキン(36)と愛犬が戯れる写真を投稿。かつて世界一の天才子役と呼ばれながら、近年はやさぐれた風貌になってしまったマコーレーがとても穏やかな表情を浮かべており、往年のファンを喜ばせている。

 パリスはマイケルの追悼式で、それまで仮面で隠していた顔を出し、純粋無垢な美少女ぶりを披露して世界中から大絶賛された。父の死後は私立校に通ったりSNSを始めたり、世間と交流しようとしたが、いじめに遭い心神耗弱。14歳の時には性的暴行まで受け、15歳で自殺未遂を図ってしまう。救急搬送された後、リハビリ施設に入所し、治療を受けて無事に自尊心を取り戻した。

 その後、17歳になった2015年にTwitterを再開したパリスは、恋人のチェスター・キャステロとのいちゃいちゃ写真を投稿するようになる。キャステロとは結婚間近とまで報じられたが、同年末に破局。16年初頭からは、売れないミュージシャンのマイケル・スノーディと付き合いだし、彼の影響でタトゥーを入れて世間を心配させた。

 順調に“お騒がせセレブ”化しつつあったパリスだが、今年から本格的に芸能活動をスタート。今年3月、ジゼル・ブンチェンやジジ&ベラ・ハディッド姉妹らが所属する大手モデル事務所と契約を結び、モデルとして雑誌の表紙を飾る傍ら、女優としての活動も開始した。メディアのインタビューにも積極的に応じ、トーク番組にも出演。透き通るような碧眼の美女に成長した彼女に、全米が魅了されている。

 そして芸能活動を始めるにあたって身辺整理をしたのか、恋人のマイケルと決別したパリスは、マコーレー・カルキンと頻繁に交流するようになった。

 2人の交流について、一部タブロイドは「ヘロインやオキシコドン(鎮痛剤の一種)に毎月6000ドル(約66万円)を使うヤク中だったマコーレーとパリスが会うことを、ジャクソン家は心配している」と報道。4月にパパラッチされた映像では、ニューヨークの路上でマコーレーがパリスのタバコの火をつけてあげたり、ハーレムにあるジャズクラブ「パリス・ブルース」で早朝4時まで遊ぶ姿などが確認され、「悪影響を受けるんじゃないか」と心配する声が上がった。

 しかし、今週に入ってパリスがインスタグラムのストーリーに投稿した、彼女の愛犬コアと戯れるマコーレーの写真は、大勢のファンを安心させた。写真から、とても穏やかな空気が伝わってくるからである。撮影したパリスの心の安定も感じられ、「マコーレーの存在が、パリスの心を落ち着かせている」と安堵する声が多数上がっている。

 確かに写真の中のマコーレーはとても穏やかな顔をしており、コアもマコーレーに甘えている。マコーレーは、スーパーマンがプリントされたTシャツにデニムシャツを羽織っており、ヘビ柄のパンツもよく似合っている。不評だったロングヘアはばっさりと切られ、ベリーショートに。清潔感に溢れた外見になっている。コアは、先月物議を醸した、パリスの「全裸で日光浴する写真」にも写っていた、彼女にとって最愛のコンパニオン。マコーレーにもとても懐いているようだ。

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