サイゾーウーマンコラム舛添要一にひらけた可能性とは コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 舛添要一、小学館から著書出版でひらけた甘い可能性 2017/06/02 21:00 週刊ヒトコト斬り ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! 『都知事失格』(小学館) ◎サイゾーもあるぞ 舛添本出版。話題にならず。本当に驚くほど。「去年あれだけ日本中が騒いだんだから、オレがまた口を開けば金になる」と考えたのか。それとも「死んでもタダでは話さない」ってことなのか。後者だな、きっと。 もう今後、自分が浮かぶ目はないだろうし、最後にワンチャン、金もらっとこ。そんな舛添の最後っ屁に、なぜ付き合ったんだ小学館。この手の塩本は、大手からは出ないと相場が決まってるのに。太田出版からもう一回出し直すか。ポプラ社もありだな。あ、幻冬舎も。3チャンあっぞ。 ◎その気持ちは否定しないけど 籠ちゃん加計ちゃんユニット大活動で、もみ消しに忙しいアベモミであるが。「『この人、天下りした上に出会い系バーにも行ってた、イヤらしい人でーす!』とチクる」という、きわめて原始的かつ生理的な手法で、見せしめの刑に処せられてしまった前川前文科省事務次官。「好きで私費で行ってましたが、何か?」って答えていたら、巨悪にひとり立ち向かうダークヒーロー的な立ち位置が確立できたような気もするのだが。「貧困調査」はなぁ。うーん。モブキャラ決定。 ヒーローの座は諦めモードなのかと思いきや、前川氏、右頬にあった大きなシミをレーザーで取ったようなのである。そこにでっかい絆創膏が貼ってあった。うーむ。なぜ今、シミ除去? なぜ騒ぎになる前に取らない? なぜ騒ぎになってから取る? こういう見通しの甘さが、いろんなところにつけ込まれる原因になってる気がするのだが。巨悪を暴きたい。出会い系バーに行ってた事実を挽回したい。シミのないキレイな肌で人前に出たい。志はわかるけども。 文書の内容と平行して、どこのクリニックで処置したのかも教えてほしい。あ、保険が使えるのかどうかも。 ◎事実が明らかになりますよう 元TBS記者・山口敬之氏VSジャーナリスト・詩織さん。うーむ。なかなかの難件の匂い。ここはTBSドラマのモデルになったとのウワサもある山口さんにあやかって、放映中のドラマ『小さな巨人』(TBS系)の最終章で、ことの真相を描いてみるというのはどうだろう。山口氏役には古舘寛治、詩織さん役は杏で。 すみません、この配役が書きたかっただけです。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/21 20:34 関連記事 プロゴルファー、アン・シネの体が引き寄せる男と疑惑突如として叫び暴れだした泰葉に重なる、あの女の存在タイで護送車に揺られる山辺節子の姿に思うこと日本の夏を脅かす、山辺節子の大いなる力とは7億円詐欺で捕まった山辺節子の容姿に注がれる、お茶の間の視線と戸惑い 次の記事 関ジャニ∞・安田、コネチケ疑惑噴出 >