「性病検査を受ける男はカッコいい」AV男優しみけんが語る性感染症予防とコンドームの重要性
――先日、しみけんさんはツイッターで「男はベッドの中でアホになるというツイートは伸びるのに、真面目な性感染症に関するツイートは伸びない」という趣旨のツイートをされていましたよね。性感染症はセックスをすれば誰でも感染する可能性があるのに、なぜ関心を持つ人が少ないのでしょうか?
しみけん みんな「俺は大丈夫」と、他人事なんです。真面目なことよりも、おもしろいことの方が好き。それを自分がインフルエンサーとして周りにまき散らしている自覚もほとんどありません。自覚がある人は、きちんと性感染症に関するツイートをリツイートしてコンドームをつけますから。
――しみけんさん自身は男優になった当初、性感染症についてきちんと考えたことはありましたか?
しみけん 全くないです。目の前に性感染症を疑うような症状の女性がいても、抗生物質飲んでヤッてましたから。むちゃくちゃだったと思います。
――性感染症について真剣に考えるようになったのは、いつ頃ですか?
しみけん それも30代前半でしょうか。
――男性って、そういうことに気づくのが遅くないですか……?
しみけん 遅いと思います。男はバカなんです。自分が性病にかかっていることを知りながら、セックスして相手にうつしたら傷害で訴えられますが、バレなきゃいいと男は考えています。
――しみけんさんはセックスをすることが仕事なので、仕事をする上で性感染症のリスクがあります。AV男優として、性感染症についてどう考えていますか?
しみけん この世からなくならないなら、付き合い方を考えていけばいいと思います。人は、知識がないと怖がるんです。例えば、お化け屋敷が怖いのはなぜかというと、どこからお化けが出てくるかわからないから。でも「あの角を曲がったところで、お化けが出てくる」とわかっていると、怖くありません。それと同じで、病気も知識を身につければ予防ができるし、万が一感染したとしても、最善の対策ができます。