サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」聖子と沙也加の確執をめぐる暴論 コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第363回】 松田聖子の恋愛観が“確執”の種? 神田沙也加の結婚報じる女性誌の暴論 2017/05/09 21:00 女性週刊誌ぶった斬り!寺島しのぶ松田聖子 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 左から「週刊女性」5月23日号(主婦と生活社)、「女性自身」5月23日号(光文社) ゴールデンウィーク中、家の固定電話に世論調査依頼の音声メッセージが。もちろん受けて立ちました。安倍政権を支持するか? 支持政党は? 豊洲移転問題の是非は? 都知事選で都民ファーストの会を支持するか? 少しでも安倍政権支持率低下の糧になれば幸いなのだが――。 第363回(5/9発売号より)※「女性セブン」は合併号につきお休み 1位「ペアルック直撃撮 神田沙也加 松田聖子と訣別し 父と事務所設立も」(「週刊女性」5月23日号) 参照「松田聖子 沙也加“反逆婚”に激怒『披露宴、出たくない!』」(「女性自身」5月23日号) 2位「寺島しのぶ 『息子に音羽屋名跡を!』“女を呪った”母の闘い」(「女性自身」5月23日号) 参照「寺島しのぶの音羽屋式英才教育」(「週刊女性」5月23日号) 3位「ファンキー加藤 “W不倫”騒動中に授かった第2子ベビーが誕生していた」(「週刊女性」5月23日号) ゴールデンウィーク明けの「女性自身」と「週刊女性」では、特集ネタが2つ被ったので、その比較をしていきたい。まずは神田沙也加の結婚に関するエピソード。ともに母親である松田聖子との確執を扱っているが、しかしそのトーンは微妙に食い違う。 まずは「週女」。沙也加と夫・村田充さんのマクドナルドデート目撃談と、その後の直撃をフックに、いまだ聖子が娘の結婚についてコメントを出していないこと、逆に父親・神田との親密ぶりが描かれるが、注目すべきは、父子の新事務所設立だ。 沙也加は結婚と同時期に聖子の事務所を離れ、新事務所を設立しているが、記事によると、そこに父親である神田も“移籍”するというのだ。 新情報、新展開である。しかもこの新事務所の社長は聖子の兄で、住所も前の聖子の事務所と同じ。これは一体! なんとも複雑な家族関係、そして今後の波乱を予感させるものだが、一方の「自身」には、神田の移籍に関する記載はなし。代わって、これまで散々報じられてきた沙也加と聖子の確執、聖子による沙也加の恋愛への干渉の歴史が描かれる。だが、そこにはかなり驚く記述が。それは聖子が今回、沙也加結婚に反対した理由だ。 「『この男、もしかして私の財産目当て?』とまで疑心暗記になっていて、披露宴にも“出たくない”ようです」(音楽関係者のコメント) 次のページ 首を傾げたくなる心理学者のコメント 123次のページ 関連記事 木村拓哉、“娘”タブーを解禁の焦り――静香との「母娘写真」に実名表記で報じる意図親ジャニーズと反ジャニーズがくっきり――木村拓哉『無限の住人』めぐる女性週刊誌ジャニーズの制約と重圧――香取慎吾の「隠し子」疑惑をめぐるいくつものエピソード井上真央の直撃取材コメントから読み取る、嵐・松本潤と現在の関係性ワイドショーとは一線を画す、「週刊女性」の森友学園問題に対する報道姿勢 【ジャニーズ情報専用】Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン! Amazon 私は私。母は母。〜あなたを苦しめる母親から自由になる本 沙也加ほど昭和芸能の影を背負った女ないないわよ