『小さな巨人』初回13.7%も“期待外れ”!? 「半沢直樹に似すぎ」「香川照之の顔芸が邪魔」
TBS系「日曜劇場」枠の新ドラマ『小さな巨人』が4月17日にスタートし、初回平均視聴率13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。今期の民放ドラマの中では、比較的好発進だが、ネット上では「イマイチ」と微妙な空気が広まっている。
「同ドラマは、警視庁捜査一課で係長として活躍していた香坂真一郎(長谷川博己)を主人公に、警察内部の確執や陰謀が次々と描かれていくそうです。第1話では、香坂が会社社長・中田隆一(加藤晴彦)を飲酒運転の疑いで取り調べようとしてミスを犯し、上司・小野田義信(香川照之)の裏切りに遭うなどして、警視庁芝警察署に異動を命じられる……という展開でした」(芸能ライター)
4月も半ばに入り、各局のゴールデン・プライムタイムの春ドラマがスタートしつつある中、現状での初回トップは『警視庁・捜査一課長2』(テレビ朝日系)の14.5%。次いで『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)が13.9%だったため、『小さな巨人』は現時点で、第3位発進となっている。
「2ケタ台もギリギリというワケではないし、本来なら喜ばしい視聴率といえるでしょう。しかし、同枠は2013年の『半沢直樹』を始めとしたヒット枠だけに、数字に対する期待値も高いんです。そのため、ネット上では『もっと高視聴率を狙えると思ってたのに』『意外と伸びなかったね』などと拍子抜けされています」(同)
また、期待を裏切ったのは数字だけではないようで、ドラマの内容自体についても「思ってたより、面白くはなかった」という声が多数上がっている。
「同ドラマは、“警察版・半沢直樹”と呼ばれるほど、視聴者から盛んに『ストーリーや設定が似ている』と指摘されています。そのせいで、『半沢ほどの興奮がなくて、イマイチぱっとしない』『パターンが同じで飽きる』といった不満が続出しているんです。また、役者陣に対しては、演技力を評価するコメントが少なくないものの、『香川さんはうまいんだけど、オーバーすぎる』『緊迫したシーンのはずが、香川さんのせいで笑っちゃう』『香川さんの顔芸が邪魔』というように、香川へのクレームが散見されます。迫真の演技が仇になっている印象です」(同)
その一方で、「見応えあるし、これから視聴率伸びるんじゃないかな」と予想する者も。リタイアせずに最終回までたどり着く視聴者は、果たしてどれほどになるだろうか。