木村拓哉『さんタク』、合コン企画が酷評の嵐! 「さんまセンスなさすぎ」と呆れる声
木村拓哉と明石家さんまによるバラエティ番組『さんタク』(フジテレビ系)が、4月10日に放送された。2003年にスタートし、通常はお正月の放送が恒例となっていたが、今年はSMAP解散騒動の影響で4月までずれ込む形に。木村のファンは久しぶりのバラエティ出演に期待を寄せていたものの、放送後は酷評の嵐となっている。
プライベートで親交のあるさんまと木村の自然体なトークや、“2人がやりたいこと”に取り組む企画が人気の『さんタク』。オープニングでは、さんまが「答えんでもええよ」と前置きしつつ、「どうなって、どうなったの?」「最初に言うたけども、両者が正しいワケやんか。両者って誰やねん? っていう話になるけど」などと、解散騒動の真相に踏み込んだ。
これまで、SMAPのメンバーは騒動の詳細に触れてこなかったため、木村もさんまの追及を「そっからが、また振り出しになっちゃうので。せっかくこの時間を過ごしたので、言わなくていいんじゃないですか?」と交わし、自身はすでに前を向いていることを示唆。一方のさんまは、昨年からSMAPの騒動について、ラジオやテレビ番組で面白おかしくネタにしてきただけに、SMAPファンから反感を買っているため、今回も「木村くんには申し訳ないけど、オープニングから笑えない。あの人と一緒だから拒否反応が出てるの」「ナイフで傷口をえぐられるみたい」と、否定的なコメントが上がっていた。
また、2017年はソロで再スタートを切るだけに、今回の木村は“新人”として「さんまの1日付き人」にチャレンジ。その中で、ファンをガッカリさせたのは、木村&さんまが芸人や女性芸能人と合コンに興じる場面だったという。
「合コン会場に着くなり、さんまはスピードワゴン・小沢一敬に『やっとお前、オンエアーできることになったで』と声をかけ、『スピードワゴン小沢考案の合コンゲームがTVデビュー』というテロップが表示されました。そのほかの参加者は、とろサーモン・久保田和靖、女性側はダレノガレ明美、今井華、岡副麻希、紅蘭というメンツで、自己紹介タイムや、『今の時点で一番印象のいい男性は?』『後日2人で会うなら?』など、合コンで定番の流れを楽しんでいました」(ジャニーズに詳しい記者)
この飲み会風景は、およそ30分にわたって放送されたが、ネット上は「正直つまらないし、長い」「さんまさん、センスなさすぎ。木村拓哉の無駄使いだよ」「内輪ウケ、馴れ合いのグダグダ。フジのバラエティの悪いところが出た」などと、ブーイングが巻き起こった。
「合コンで木村がタバコを吸っていたり、番組内で過去のエピソードを話す時に『自分ら』『僕ら』とメンバーを思わせる発言をした時はファンが食いついていたものの、とにかく『つまらない』と非難の声が噴出していました。そのほか見どころだったのは、木村がトースト用の食パンを購入する際に『全粒粉入りです、コレ。体にもいいです』と、さんまにオススメしたシーン。妻の工藤静香もオーガニック食品を好むなど健康志向で知られ、自身のインスタグラムで『全粒粉の強力粉』を紹介していたことも。一部のファンは『奥さんも全粒粉好きだもんね』『木村さん、全粒粉の食パンを勧めたところがモヤモヤした……』と、反応していました」(同)
今回の放送は午後9時~11時18分のオンエアーで、視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得。7時台の『ネプリーグ』が8.3%で、8時台の『痛快TVスカッとジャパン』は8.8%だったため、フジとしては合格ラインの数字だろう。来年も変わらず制作されるものとみられるが、さんまやフジテレビへの拒否反応が募っているSMAPファンの心証は、それまでに良い方向へ変わっているのだろうか。