浅田真央引退――「エッセイ出版中止騒動」「父の女性暴行事件」トラブル続きだった私生活
4月10日、浅田真央が現役引退を発表した。国民的アスリートの突然の発表に、ネット上では「感動をありがとう」「真央ちゃんの演技が大好きでした」などと激励の声が飛び交っているが、彼女の競技人生には、常にプライベートでのゴタゴタがついて回っていた。
2012年、自身のエッセイが、諸事情により出版中止になるという騒動が発生した。
「ポプラ社が企画した『大丈夫、きっと明日はできる』という書籍が、発売直前になってお蔵入りしてしまったんです。その後の報道により、同書の広告で使用された『ママ、ほんとうにありがとう』というコピーについて、浅田本人が『亡くなった母親を商売に利用したくない』と強く希望したため、ポプラ社とトラブルになったことが明らかとなりました。当初出版が企画された時点で、浅田の母は健在だっただけに、浅田の主張はごく真っ当なもので、ポプラ社に対する批判の声が噴出したんです」(スポーツ紙記者)
さらに15年には、父親の不祥事が一部週刊誌にすっぱ抜かれたことも。
「妻の亡き後に交際を始めた女性と口論になり、暴力を振るったことで、相手を病院送りにさせていたと、『週刊新潮』(新潮社)が報じました。記事では、父親の素性も詳細につづられており、過去にホストクラブや風俗店を経営していたことも明らかに。当時、真央にとって約1年半ぶりとなる競技復帰を控えた時期だったため、メンタル面への影響が心配されたものです」(週刊誌記者)
また真央と同じく、フィギュアスケーターとして活躍していた姉の舞に関しては、少々物騒な話が聞こえてくる。
「派手な異性交際や夜遊びなど、過去の非行ぶりを自ら明かしていた舞ですが、一時期、一部テレビ局が『出演禁止』を内々に決定していたことがあったといいます。具体的な理由は不明ですが、恐らく素行上の問題だったのではないか……と、各局でウワサが飛び交っていました。もし舞が何か問題を起こしていたら、例えば真央のCM仕事などに、少なからず影響は出ていたことでしょう」(テレビ局関係者)
まだ26歳ながら、家族ともども波瀾万丈なアスリート人生を歩んできた浅田。今後はプロスケーターに転身するとされるが、まずは日本中を感動させてくれた功績に敬意を表したい。