芸能
えっ……アラフォー!!??

仲間由紀恵、主演ドラマ大爆死から2年……“脇役女優”陥落もアラフォーで返り咲き!?

2017/04/06 17:13
『SAKURA~事件を聞く女~』/ポニーキャニオン

 最近では、すっかり“脇役”に甘んじることが多くなった仲間由紀恵が、“連ドラ主演返り咲き”に向け、虎視たんたんと、その座を狙い始めたようだ。というのも、仲間は3月25日、26日に放送されたスペシャルドラマ『アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」』(テレビ朝日系)で主演を務め、第一夜15.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第二夜13.1%と高視聴率をマークしたからだ。

 しかも、第二夜が放送された26日は、TBS系スペシャルドラマ『LEADERS II』(佐藤浩市主演)とガチンコ対決となったが、『LEADERS II』は10.7%で、『そして誰もいなくなった』が完勝したのだ。『LEADERS II』は、トヨタ自動車創業者・豊田喜一郎氏をモデルにしたドラマで、2014年3月22日、23日に第1弾がオンエアーされ、前編13.7%、後編15.4%と高い視聴率をマークした。その“強敵”を打ち負かしたのだから、仲間が自信を持つのは当然だろう。

 かつては、「主演オファーしか受けない」とされた仲間だが、14年前期のNHK連続テレビ小説『花子とアン』(吉高由里子主演)では、主人公の親友役として出演。そこでの演技があらためて高い評価を得たことで、仲間の心境にも変化があったようだ。

 その後、テレビ朝日系の鉄板ドラマ『相棒』(水谷豊主演)の『season13』(14年10月~15年3月)、『season15』(16年10月~17年3月)にも脇役で登場。この4月期のフジ月9ドラマ『貴族探偵』(嵐・相葉雅紀主演)には、“特別出演”名目で謎の女役を演じるが、配役ランクはかなり下の方で、仲間としては異例中の異例の出演となる。

 仲間は現在37歳。アラフォーとなり、主演から遠ざかるのは致し方ないが、そんな中『そして誰もいなくなった』の主役として好成績を収めたのだ。

「同作は、アガサ・クリスティの不朽の名作で、向井理、大地真央、沢村一樹らの主役級俳優・女優がズラリ揃った注目の作品でした。その上、渡瀬恒彦さんの遺作となったことで、視聴者の注目度も高かったわけです。高視聴率は仲間の力だけで勝ち得たものではありませんが、こういう数字が出ると、本人もまた欲が出てきたのでしょうね。所属事務所も、今後は主演の座を獲得に向け、営業に精を出すことになりそうです」(テレビ誌関係者)

 今年1月期に『楽園』(WOWOW)で連続ドラマ主演を務めた仲間だが、こと地上波の連ドラとなると、NHKドラマ『美女と男子』(15年4月~8月)以来、1年半以上遠ざかっている。今回、その健在ぶりを示した仲間だけに、久々に連ドラ主演の座をゲットしたいところだろう。

「主役級の俳優・女優の確保に窮しているフジであれば、仲間の出演はいつでもOKでしょう。それに配役ランクが下の方であるにもかかわらず、『貴族探偵』のオファーを受けた仲間は、フジに大きな“貸し”を作ったも同然ですからね。ただ、フジだと視聴率的には大コケという可能性も高いだけに、視聴率を気にするならば、最近親密なテレ朝あたりが有力になりそうです」(同)

 民放地上波の連ドラとなると、14年10月期『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系)以来、2年以上ごぶさたしている仲間。同ドラマは、全話平均8.0%、最終話5.8%と大爆死していたが、そろそろ仲間主演の連ドラを見たいという視聴者は少なくないかもしれない。
(田中七男)

最終更新:2017/04/06 17:13
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