シッター歴が長くても有資格者でも適性があるかは別問題!? 超ミニスカのシッターに仰天
4月10日に新園「衾の森こども園」がオープンするので、現在、雇用契約書や労働者名簿などの準備が続いています。園の工事は4月1日に始めて9日に完成する予定なのですが、完成するのか、めちゃくちゃ不安。ま、できるのでしょうが、心配です。内装の予算はきっちり伝えていますが、経験だと大抵オーバーするので、それも心配です。直営の保育園を急な展開でやることになったので、会社としては財政が厳しい状況です。
ベビーシッター事業「森のナーサリー」も新規客が増え、そこそこ仕事がある状態なのですが、困ったシッターがいたので、今日はその話を書いてみようと思います。
アニメ声の64歳女性。シッター歴は20年ほどあり、成人したお子様がいます。面接の時は、アニメ声以外これといって問題はなく、「体力に自信があります、シッター経験もあるので、即戦力になります」と自己アピールが強かったので、ひとまずクレームを言わないお家に派遣しました。が、翌日、お客様から「シッターレポートの文章が少ない」とクレームがあり、本人に注意し、シッター経験も豊富な事務スタッフが事細かく書き方を伝えました。
シッターレポートって保育園の連絡帳と同じで、文章が長いと保育をおろそかにしていると思われるし、短いと手抜きと思われるし、さじ加減が大事なのです。実際過去に小さい字でびっしり書いたシッターがいて、「あの人、大丈夫ですか?」と軽くクレームがありました。
アニメ声64は、シッターレポートのクレームだけだったので、その時はそれで済んだかと思いきや、別のお宅に派遣をしたら、派遣中お母様より、「シッターさんが、下着が見えそうなミニスカートで来ているんですけど!」と、仰天の連絡がありました。
まさか、64歳がミニスカートで行くなんて思いもしないですよ。なんで? しかも、禁止しているブーツを履いていくし、エプロンを忘れ、入室退室連絡なしです。ベテランの人が特に入室退出連絡を忘れるのですが、他シッター会社の際の癖が抜けないのと、自分がお客様を持っているという理由からだと思いますが……。
森のナーサリーでは、服、靴、髪型、爪、持ち物、カバンに至るまできっちりマニュアルがあります。マニュアルを読んだ上で、「守る」という契約書を交わすので、この人はそもそも読んでいないことが見てとれるし、一度に4つの規則を破ってしまったので、即クビにしました。謝っていましたが、無理です。今後は契約書とは別に、携帯できる小さな冊子でも作って、チェックリストを入れるつもりです。
今日は今日で、保育士の有資格者ながら声がやたら小さい人が面接に来るし、履歴書を見ると保育園で働いていると書いてありましたが、どうやって普段仕事をしているのか見てみたいですよ。保育士資格は保育専門学校や保育短大を卒業すれば取れちゃうので、適性があるとかはまた別の話。保育士だから優しそうとか、絵が上手とかよくいわれますが、違う人はたくさんいます(笑)。