音痴なのに大丈夫!? ヴィクトリア・ベッカム、「カープール・カラオケ」へ出演予告動画を投稿
というのも、ヴィクトリアはスパイス・ガールズ時代、ほかのメンバーたちと比べてソロで歌うパートが極端に少なく、「バックコーラス担当」と陰口を叩かれることが多かった。グループの活動休止後、歌唱力があるメンバーは、ソロでもイギリスのチャートでナンバーワンになるなど、ヨーロッパではそれなりにヒットした。ヴィクトリアも01年にソロデビューアルバムをリリースしたが、評判もセールスもいまいち。1人だけ全英チャートでナンバーワンが獲れなかった。
スパイス・ガールズの元マネジャー、サイモン・フラーは、「ヴィクトリアはスパイス・ガールズ時代も居心地悪そうにしていたけど、ソロになっても全然ハッピーじゃなかったね。ソロ活動を始めて間もなく、『もう音楽はやりたくない。どうすればいいと思う?』って相談されたよ」「だから、『君はファッション界に身を置くべきだよ。デザイナーになればいいと思う』とアドバイスしたのさ」と回想。ヴィクトリアはずっと「ここは私のいる場所じゃない」と思いながら活動していたのかと、気の毒がる声が上がった。
ヴィクトリアが、鬱々と音楽活動を行っていたのにはワケがある。ソロパートが極端に少なかっただけでなく、ライブでは彼女の歌声は消されていたのだ。昨年5月、英国版「ヴォーグ」誌創刊100周年記念イベントで、「私のマイクのスイッチはオフにされてたの。ほかのメンバーたちだけに歌わせるためにね」と暴露。バックコーラスすら任せられないほど歌が下手だと思われていた、屈辱的な過去を明かした。
ネット上では、「音痴のヴィクトリアが『カープール・カラオケ』に出るなんて」との声が多いが、「スパイス・ガールズの中で、今一番成功しているのはヴィクトリアだし。懐メロ歌手的存在として登場させるのでは?」という好意的な意見もある。
「昨年歌手デビューした三男クルーズがサプライズで登場するのではないか」「フォトグラファー・デビューした長男のブルックリンが登場するのでは」など、期待が高まっているヴィクトリアの「カープール・カラオケ」。ヴィクトリアは同番組の他コーナーにも出ているとのことで、いろいろな表情が見られそう。一体、どのようなエピソードになるのか?はたしてサプライズはあるのか?今から楽しみだ。