『東京タラレバ娘』2週連続自己最低! 「30歳なのに全員幼稚」な登場人物に視聴者呆れ!?
吉高由里子主演の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)第8話が3月8日に放送され、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことがわかった。第7話の10.8%で自己最低を記録していたが、今回はさらに0.3ポイント減。またこのところ、「放送終了後も、ネット掲示板などが大荒れしている」(芸能ライター)という。
同ドラマは、漫画家・東村アキコ氏の同題作品が原作で、30歳独身の主人公・鎌田倫子(吉高)が、同級生の山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)とともに“女子会”を開いては不毛な“タラレバ話”で盛り上がる日々の中、モデル・KEY(坂口健太郎)との出会いを機に、恋愛や仕事と向き合っていく姿が描かれている。
「第8話では、香に妊娠疑惑が浮上。香は元カレのバンドマン・涼(平岡祐太)の“セカンドポジション”に甘んじていたのですが、ある日、生理がきていないことに気づきます。涼は、『責任を取る』と言ったものの、香がのちは妊娠していなかったことが発覚すると、『よかった~』『やっぱよく考えたら俺、まだ父親になる覚悟ないわ』と発言。このシーンに、視聴者は『クズすぎて不快』『だったら避妊しろよ!』などと怒りの声を上げ、あくまでドラマながら、“炎上”の様相を呈しました」(同)
前週は、小雪の不倫相手・丸井良男(田中圭)が、家庭に対する身勝手な不満を漏らすというシーンに、視聴者から怒りの声が噴出していた。
「こういった視聴者の間で物議を醸しそうな“クズ男キャラ”は、話題性を高め、視聴率アップにもつながりそうなものですが、同ドラマでは、メインキャストの女性キャラクターも、視聴者から総スカンを食らっています。香に対しては、『避妊してなかったくせに、慌てるとかバカなの?』『子どもがいれば本命の彼女から“略奪”できるって考え方、最低』といった声が出ていましたし、また不倫中の小雪や、彼女たちと馴れ合う倫子にイライラを爆発させる人も少なくありません。『全員30歳とは思えないほどクズで幼稚』『考え方が甘くて呆れる』といった声が上がるなど、視聴者の共感を得られずにいるのです。原作は累計260万部突破の人気コミックですが、キャラもストーリーも同じドラマは受け入れられていないようです」(同)
今期の他ドラマが1ケタ台を連発している中、『東京タラレバ娘』は2ケタをキープ。現在までの平均視聴率は11.7%とまずまずで、「同じく10~12%台で推移している草なぎ剛主演の『嘘の戦争』(フジテレビ系)と比較しても、わずかにリードしている」(同)という。とはいえ、ここにきて自己最低を2週連続で更新してしまったのは痛いところだけに、ラストスパートでまさかの失速となってしまわなければいいのだが……。