しいちゃんの芸能解説講座【裏】

指原「仕事以上にもらってる」和田「私は月収3万円」! 清水富美加に“便乗”タレント

2017/02/23 15:00
sashihararino01
おやじころがしで一財を成した女!

編集S 芸能ニュースは幸福の科学に出家した清水富美加の話題ばかりね。2月17日には告白本『全部、言っちゃうね。~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版)が発売となり、同日発売のASKAの告白本『700番(第二巻、第三巻)』(扶桑社)が霞んでしまったような……。やはり同日発売のロンドンブーツ1号2号・田村淳が書いた『日本人失格』(集英社新書)なんてまったく話題になってない(笑)。あ~、担当編集者の気持ちを思うとちょっとかわいそうね~。

しいちゃん それも運命よ! それはそうと、いま、清水にかこつけて「自分はこうだった」と自慢する芸能人が現れているわよ。その1人が和田アキ子。清水が著書の中で「2014年の途中までは月5万円だったと思います」「(16年には)年収1000万円は確かにいただいていましたが」と告白したことについて、2月19日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で「22でしょ。22で1000万円って、今普通のOLでいないですよ。ほんとに。すごいじゃないですか。私なんかデビューしたとき、3万円の中でも『世界に君は出ていくんだ』って、タダだと思った1万8,000円、下宿代で引かれたんだよ? どんなつらかったか、ほんまに」とかみついてた。

編集S 和田のデビューは1968年……。半世紀前の話してどうすんの! 南こうせつが「横丁の風呂屋」に行ってるぐらいの年代じゃん! 物価安いでしょ。

しいちゃん そうなの。65年の大卒男子の平均初任給は約3万円だから、普通なのよね。ちなみに、同番組に出演していたトレンディエンジェル・斎藤司は、ちょくちょくテレビ番組などで月収を明かしているんだけど、この放送でも「今月は400万円」と話題にし、和田から「なんで400万円ももらえるの?」と問われてた。「CMとかいろいろいただいて。まとまってです」とのこと。

編集S 芸能人が自分の年収、月収をあけすけに話すこの風潮、どうにかならないかしら。また興味持たれないような人ばかりが収入を明かすのよね~。そういうのは『じっくり聞いタロウ〜スター(秘)近況報告〜』(テレビ東京)に任せておけばいいから。


しいちゃん 2月19日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、やはり出家騒動の話題からダウンタウン・松本人志がHKT48・指原莉乃の年収をイジってた。指原は雑誌に「推定年収2億9500万円」と書かれていたそうで、「(清水は)指原ほど年間3億円ももらってないから」と松本。指原は「余計な話をしないでください。ウソですよ、それ、ウソに決まってるじゃないですか」と強く否定。さらに松本が「俺もたまにこういう雑誌で、なんとなく推定で書かれるんですけど、そこまで大きく間違ってはなかったりするんです。倍ほど違うってことは、僕の経験上あんまりないので」と語ると、指原は「ほんとに余計ですよ。違います。でも、自分の仕事以上にはもらってるなと自分は感じてるので、私は一切やめようとは思いませんけど」と語ってた。

編集S 清水が著書で「握手会とか人前に行ったら、手がぬるぬるしているおじさんとかに、すっごい気持ち悪い握手のされ方をする」と書いていたことを、指原は暗に批判しているのかしら。「気持ち悪い握手」で荒稼ぎしてるわけだもんね。まあ、「手がぬるぬるしているおじさん」の相手しているだけで偉いとは思うけどさ。

『夢ではない年収1億円の稼ぎ方 室井正人』