美容・健康
薄着の季節の前にワキチェック!!
「ワキの黒ずみは突然できることも」皮膚科医が、肌トラブルを起こさないためのワキ毛処理を解説!
2017/02/11 16:00
■黒ずみは、一度できると消せない
しかも、誤った除毛方法で、肌トラブルを繰り返してできた黒ずみは、簡単に消すことができないようだ。
「紫外線でできたシミとは違い、炎症性色素沈着はレーザーでは消えません。ピーリングや美白クリームなどを1~2年ほど続ければ薄くなることもありますが、沈着が深い場合は、消すのがかなり困難な場合も」
吉木先生の元には、結婚式目前に「ワキの黒ずみをどうにかしてほしい!」と駆け込んでくる女性も少なくないそうだが、「年月をかけて蓄積してきたダメージを、2~3カ月でキレイにするのは無理難題」。そのため、黒ずみ対策には、“肌トラブルを起こさないような除毛方法”を取り入れなければいけないのだ。
ところが、ワキの肌トラブルを起こした女性の中には、「昔から同じ方法でワキ毛処理をしてきたけど、一度もトラブルになったことがない」との理由から、除毛方法に問題があると気づいていない人が多いのだとか。
「長年同じ除毛方法を続けていても、ある年齢から肌トラブルを起こしやすくなることはあります。それは、ダメージの蓄積で皮膚が傷む以外に、年齢とともに回復力自体も衰えていくからです」
また、トラブルが起こるのは、新しい毛が生えてきたタイミングのことが多く、「除毛した日から炎症が起こるまでタイムラグがあることも、除毛方法に問題があると気づきにくい理由の1つ」のようだ。