“負けず嫌い”を原動力にスポーツ万能になってきた娘、今度は絵が区の美術館に展示!?
娘ココもあと2カ月で小学2年生になり、成長が著しくて目を見張ることもしばしば。
例えば年末に買った一輪車。それを乗りこなすため、毎週土日の朝は必ず近所の公園で練習をしています。何度も転ぶけど、あきらめずに何度もトライするココを見て、「オレだったらすぐにあきらめるのにえらいなあ」と感心。相当負けず嫌いなんだと思う。2~3m進んだ時に「できたじゃん!」とオレが喜んでると、「ぜんぜんできてない! 乗れてない! いちいち言わないで!」と逆ギレ……。
毎回1時間は練習してますね。教えたいのですが、オレは一輪車に乗れないから教えようがないんですよ。「頑張れ」としか言えず、見守るしかないのが歯がゆい。適当に「転びそうになったらペダル回せ」と無責任なこと言ってると、「乗れないんだから黙ってて」とまた怒られた!
そんな中、ココが持って帰ってきた児童館からのプリントに「一輪車教室」の案内がありました。参加無料だし、これは行かないとね! というわけで教室に参加してみると、小学校2~3年の女の子が10人ほどいて、1年生はココだけ。ココに「クラスの女の子で一輪車に乗れる子いるの?」と聞くと、「まだいないよ。私が一番になる!」そうだ。
児童館のスタッフの人たちは一輪車に乗れるので、教え方もうまい。乗るコツは自転車を両手離し運転するイメージで、絶対に下を見ないことだそう。なるほどなあ。それを聞いて、オレもやってみた。が! 1秒で転倒! 両手離しより難しいし、絶対に下を見ちゃうね! すると、「パパは向いてないかなあ」とスタッフの男性がダメだししてきました……。いや、オレはいいんだよ乗れなくて! ココは意地でも乗りたいみたいなので、一輪車教室にもマメに通うことにしたよ。乗れるまでオレも練習に付き合うかな。
ココの通っている学童では、1月下旬に羽根つき大会があります。毎年恒例らしく、2~3年生の子どもたちはかなり気合入れて練習しているみたい。そんな中、大会に向けて学年別の勝ち抜きトーナメントが開催されました。ココは順調に勝ち進み、準決勝は10対9で惜しくも敗退し、号泣! 学童の先生からは「相当悔しかったみたいですね。かなり泣いてました」という話を聞きました。学童にいる1年生は20人ほどで、ココは3位。女の子の中ではトップだそう。
たまたまオレが夕方に学童にココを迎えに行くと、2~3年生の男子が何人かいて、「あ、ココのパパ! ココ、羽根つきがハンパなくうまいよ! 試合を見てて感動した!」と言うじゃないですか。ほかの男子も「女なのにすごい」と褒めてくれる。「みんながすごいって言ってるし、3位でもいいじゃん」と慰めるも、ココは「負けたのが本当に悔しい……」と落ち込んでいる。