佐々木蔵之介&関ジャニ∞・横山『破門』大コケ! 超目玉作なのに「安っぽい」「劇場ガラガラ」
佐々木蔵之介と関ジャニ∞・横山裕がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が1月28日に公開初日を迎えるも、「同日公開の映画にことごく惨敗し、ネット上にも辛辣な感想が飛び交っている」(芸能ライター)という。
同映画は、小説家・黒川博行氏が、2014年に第151回直木賞を受賞した『破門』(角川文庫)を実写化。経営コンサルタントの二宮啓之(横山)は、強面のヤクザ・桑原保彦(佐々木)に巻き込まれ、ヤクザ同士の抗争に関わるハメになる……というハードボイルド・アクションで、「人気原作モノ、女性ファンの多い佐々木&横山が主演だけに、超目玉作とみられていました」(同)というが……。
「興行通信社が発表した初週の映画ランキングによると、『破門』は全国302スクリーンという大規模公開だったにもかかわらず、オープニング2日間の動員は8万4,000人、興行収入も1億800万円と乏しく、5位発進で大コケ。一方、同日公開した松坂桃李&菅田将暉の若手人気コンビがW主演する『キセキ あの日のソビト』は、全国157スクリーンと小規模スタートだったものの、2日間で動員18万人超、興収も2億3000万円を突破し、2位に輝いています」(同)
そのほか、阿部寛と天海祐希というベテランコンビがタッグを組んだ『恋妻家宮本』も、『破門』とさほど変わらない315スクリーン公開だったが、4位にランクインしている。
「『破門』を鑑賞したネットユーザーのレビューを見てみると、主演2人の関西弁での“かけ合い”を評価する声はあったものの、『全体的に安っぽい』『見終わった後、何の印象も残ってなかった』『横山ファンと蔵之介ファン以外にはつまらないかもしれないね』などと散々な意見が多かったです」(同)
また、同作品のシリーズは以前、別キャストでドラマ化されていたため、そちらと比較する者も少なくなかったようだ。
「BSスカパー!で15年と16年にドラマ化された際は、北村一輝と濱田岳のW主演でした。このコンビの評判が良かったことから、『ドラマの方が面白かったな』『小説もドラマも好きだったのに、映画はわざわざ出向いて損した感じ』と不満を漏らす人も少なくありません。映画業界では、『ジャニーズ主演作はファン動員を見込めるので、興収が伸びる』とよくいわれるのですが、横山はその期待を裏切ってしまったようです」(同)
ネット上には、映画館を訪れた人から、「5席も埋まってない」「初日からガラガラでびっくり」といった報告も上がっている。こうした口コミがまん延する中、次週以降の巻き返しは難しいかもしれない。