あの大物カップルから、人気急上昇中の俳優まで! 2017年に離婚しそうなセレブ夫婦
ジョニー・デップ&アンバー・ハード、アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット、トビー・マグワイア&ジェニファー・メイヤー、ドリュー・バリモア&ウィル・コペルマンら、ノーマークだった大物セレブたちが相次いで離婚することを発表し、「サプライズ離婚の当たり年」と呼ばれた2016年。今年は、ドナルド・トランプ大統領が誕生したことから絶望感に見舞われ、「これまで我慢してきたけど、こんな世の中だから、せめて自分の人生は豊かなものにしたい」と離婚を決断する大物カップルが出るのではないかと予想する声が上がっている。今回は、そんな「2017年に離婚しそうなセレブ」を6組、ご紹介しよう。
■ウィル・スミス(48)とジェイダ・ピンケット=スミス(45)
今年で結婚20周年を迎えるウィルとジェイダ。数年前から「浮気ざんまいのウィルにジェイダが愛想を尽かせて離婚秒読み」と頻繁に報じられていたが、その都度2人は円満夫婦をアピールしてきた。多くの米タブロイド紙は、2人が離婚しない理由を「財産分与が面倒」「子どもたちが心配だから」だと分析。婚前契約を結んでいないとされる2人は、ウィルの推定2億6,000万ドル(約300億円)とジェイダの推定2,000万ドル(約23億円)の資産をどう分けるのかという、頭が痛い問題を抱えている。また、18歳の息子ジェイデンと16歳の娘ウィローは「ぶっ飛んだお騒がせ2世」と呼ばれており、親の離婚がきっかけで、ますます道を踏み外すのではないかという懸念がある。だから離婚に二の足を踏んでいると見られていたのだ。
しかし、昨夏、ウィルが「ジェイダと夫婦カウンセリングを受けた」ことを告白。ウィルが政界進出に興味を示していることで、プロデューサー業を務めるジェイダの気持ちは完全に離れてしまったと、不仲説も具体的に伝えられるようになった。そんなことから、多くのタブロイドが「2017年、ブランジェリーナに匹敵する大物夫婦の離婚は、ずばりウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミス」だと推測。ウィローが成人し、ウィルが50歳になる18年に離婚を申請する可能性も大だが、そこまで待ちきれずに泥沼離婚劇を繰り広げるのではと見られている。
■ジェイ・Z(47)とビヨンセ(35)
ヒップホップ界のロイヤルカップルと呼ばれる、ジェイとビヨンセ。ここ数年、ジェイの浮気による不仲説が流れていたが、愛娘ブルー・アイビーが大きくなるまではビヨンセが我慢して仲良し夫婦を演じ続けると見られていた。しかし、ビヨンセは昨年4月に発表したビジュアル・アルバム『Lemonade』で、ジェイの不貞を暴露。彼に対する「不信感」「怒り」に苦しめられ、最後には「虚無と喪失感に見舞われ」「あきらめにも似たような心境」に達するという悲しい心情を描き、「処女を捧げた相手だけに我慢できなくなったのだろう」とファンは同情した。アルバムは、以前からウワサされていた浮気が事実だったのだという点でも大きな話題に。ブルー・アイビーに悪影響を与えるから、近いうちに離婚するのではと言われるようになった。
その一方で、ビヨンセはアルバムのタイトルを、ジェイの祖母が90歳の誕生日パーティーで語った「レモンをもらったら、レモネードを作ればいい」ということわざから採用。「どんな困難も、自分の努力と工夫次第で乗り越えられる」という意味のため、夫婦関係を再構築するのではという見方もあった。
しかし、ジェイは、昨年開催された『MTV Video Music Awards』に出席せず。同賞は14年にビヨンセが4冠に輝いた際、ステージでジェイとキスして不仲説を払拭した、ビヨンセにとって思い入れのあるもの。昨年もビヨンセは圧巻のステージパフォーマンスを行ったのだが、ジェイはそばでサポートしなかったのだ。実は14年のときも、ジェイは出席に乗り気ではなく、「嫌々ステージに上がった」と報じられている。浮気についてネチネチと言われるジェイも自由の身になりたいだろうし、17年中にも離婚申請を行う可能性は大である。