木村拓哉『A LIFE』制作発表を“大絶賛”! スポーツ各紙が“好感度アップ”記事掲載の舞台裏
1月15日から放送開始の連続ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の制作発表が、同11日に行われ、SMAP解散後、木村拓哉が初めて公の場に登場した。スポーツ各紙は、木村が作品に関係ない質問にも応じたと、その“逃げない”姿勢を絶賛。先日、同じく主演ドラマの制作発表で、SMAPに関して質問された際、手を合わせ“ごめんね”のポーズを取るのみだった草なぎ剛とは、正反対の対応となったようだ。
制作発表終了間際、各記者は木村に“声がけ”を行い、SMAP解散に関して質問をしようとしたという。すると木村は足を止め、「(SMAPが解散して)変わることは確実にありますけど、やるべきことをちゃんとやります」と宣言。さらに食い下がる取材陣の「どんな1年にしたいですか?」の問いには、「全力で!」と、笑顔を見せたという。
「一方の草なぎは、同6日開催の『嘘の戦争』(フジテレビ系)制作発表で、退場間際にテレビ局スタッフが大きなパネルを盾に、質問をブロック。会見中も、不自然に質問が制限されたことから、記者から『ふざけるな!』という怒号が飛んだそうです」(芸能ライター)
スポーツ紙の編集方針として、取材対象者が真摯に対応してくれた際には、「紙面での扱いをよくするという場合がままある」(同)そうで、事実「日刊スポーツ」は、木村の制作発表を一面で報道。他社も「ブレずに突き進む」「強い覚悟を持って向き合う」など、それぞれ木村を称賛していた。
こうしたスポーツ紙における木村の扱いについて、一部ネット上では「木村を上げて、ほかの元SMAPメンバーを下げている」「ジャニーズ事務所が、木村の好感度を高めようと、スポーツ紙に指示しているのでは?」といった指摘も出ているが……。
「実際には、草なぎもSMAPに関する質問に答えようとしていたものの、フジ関係者がそれを遮ったという方が正しい。木村に関しては、質問を止めようとする関係者さえおらず、これは木村自身の機転によるものだったそうです。彼は、記者の前に立つ際、いつもスタッフらに『俺は質問に答えるから、止めないで』と申し入れているんです。どれだけ世間がバッシングを繰り広げても、各マスコミから一定の評価を受け続けているのも、こうした気遣いがあってこそなのかもしれません」(スポーツ紙デスク)
こうして制作発表のマスコミ評は、明暗が分かれてしまった木村と草なぎ。『嘘の戦争』は同10日に第1話が放送され、初回視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しているが、『A LIFE』はどこまで視聴率を伸ばすことができるのだろうか。