アヴリル・ラヴィーン、元夫が率いるバンドを侮辱したマーク・ザッカーバーグに「趣味悪すぎ」!
アヴリルは、Twitterに「Dear Mark」から始まる手紙の画像を掲載。それには「親愛なるマークへ、たくさんの人があなたの製品を使っている。あなたの製品を気に入ってる人もいれば、嫌いな人もいる。どっちにしても、あなたは音楽に対する個人的な意見を述べることが許されている。でもさ、ニッケルバック叩きは趣味悪すぎでしょ」「あなたくらい影響力のある人は、イジメがはびこる現代社会において、イジメを助長するようなことを言わないように気をつけるべきなんじゃない? もっと責任を持って発言をしてほしい」と書かれており、「イジメ反対」「そのジョーク古っ」「ニッケルバックは5,000万枚以上のアルバムを売り上げてる」というハッシュタグを付けた。
マークはAIから「申し訳ございませんが、それはできません。ニッケルバックにはイケてる曲などないので」と言われた際、「よし、いいぞ! これはテストだったんだ」と説明する。このマークのバカにするような口調にも、恐らくアヴリルはカチンときたのだろう。
ニッケルバックが2005年にリリースしたヒット曲「Photograph」のミュージックビデオには、冒頭でチャドがフォトフレームに入った写真を「この写真見てみろよ、いつ見ても笑える」と歌いながら突き出すシーンがあるのだが、そのシーンが笑えるとして、写真部分を入れ替えてネタにするオモシロ画像が大流行した。このことから、ニッケルバック=いじられるバンドというイメージが定着してしまっているのだ。
それだけではない。先月、カナダの警察がFacebookに、飲酒運転で逮捕されると「高額な罰金、刑事告発、1年間の免停。そして刑務所に移送する車両内でニッケルバックの曲を流す」という警告文を投稿。炎上騒ぎとなり、警察はファンに謝罪して削除したばかり。ニッケルバックを笑いネタにするのにはタイミングが悪かったのである。
ちなみに、このジャーヴィス・プロモーションビデオはネット上ではすこぶる不評。ニッケルバックに対するブラックジョークが「ちっともおもしろくない」「イジめるのやめたら?」と感じる人が多いだけでなく、声を俳優モーガン・フリーマンが担当したことに対して「AI執事もアフリカン・アメリカンにやらせるんだ。AI奴隷だね」と反発する声も。また、「プロモーションビデオの中で一番生き生きしているのはジャーヴィスだな」「AIに監視されている生活って気味悪い」「iPhoneのSiri、Amazonの人工知能スピーカーEchoがすでにやっていることで、目新しい部分はなにもない」など、叩かれまくっているのだ。
ニッケルバックをイジることで笑いを演出しようとしたものの、大ひんしゅくを買ってしまったマーク。世間の反応がイマイチのジャーヴィスを今後どのように進化させていくのか、気になるところだ。