サイゾーウーマンコラム角川慶子「保育園作りました」シッターとデリヘル嬢の管理は一緒? コラム 角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第126回 ベビーシッターとデリヘルは管理が同じ!? 会社にこまめに連絡させる理由とは 2016/12/17 16:00 シロウトで保育園作りました ■自己流が抜けないシッター ネットすげー、その2。いまや、SNSやブログをやっている方が多いですよね。ベビーシッター事業「森のナーサリー」のお客様を見つけることも多いのですが、そこに「初めてのベビーシッター、シッターさんが若くてかわいく、子どもたちはシッターさんの方へ行ってしまい、まったく後追いせず……」といった内容の日記を見つけました。これってすごくうれしいです。 最近気になるのは、おばちゃんシッターのこと。別のシッター会社にも長く勤め(もしくは直引きしたのか)、自分の顧客もいる方なのですが、自己流の癖が抜けず、入室連絡はするが退出連絡なし、行けない仕事についてはメールの返信をしないなど、困っています。森のナーサリーは、前日確認、入室&退出連絡とデリヘル並みの細かい連絡となっているのですが、これはスタッフの安全を思ってやっていることなので、いいかげんにはしてほしくないです。おばちゃんだから事件や事故に巻き込まれないだろうとか、そういうのは通じません。安全面はもちろん、保護者が見ている前で連絡をすることによって、「会社がしっかり管理しているので、シッターと直接交渉しにくいな」と思わせる意味もあります(まさにデリヘルの発想ですね)。軌道に乗ってきたので、流出をさせないのがこれからの仕事ですよ。 おばちゃんシッターは、自己流が抜けない人もいれば、逆に指示待ちも多く、面倒な場面も多いですね。機転を利かせて現場で動けるのは、やっぱり若い子が多いです。これからは、経験はなくても若くて「ベビーシッターしたい!」という子を、育て、経験を積ませればいいなと思います。「●●さんと出会えたことに感謝」と言ってくれるお客様の担当は、みな20代。30代&40代は手抜き感、50代はややこしい感、60代は体力が心配なのだと思います。中年で人気があるのは、美人しかいないかも……。保育園でも感じていたけど、子どもも年齢が近いほうが、一緒に遊べる感があるのかもしれませんね。 角川慶子(かどかわ・けいこ) 1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に「駒沢の森こども園」、2016年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」をオープンさせる。家庭では8歳の愛娘の子育てに奮闘中。 前のページ12 最終更新:2016/12/19 11:50 Amazon ジェシカおばさんの事件簿DVD-BOX全巻セット おばさん刑事、おばさん探偵とかおばさんの生きる道もちょうだい! 関連記事 かつて娘が通っていた保育園が閉園! その園長から電話がかかってきて思わぬ展開に……保育園にワンコを連れて出勤! 生き物の存在が園児たちにはプラスになっているよう通学中に騒いで反省文、クラス名簿の住所欄は削除……私立小学校の危機管理はさすが!保育園で得た経験をもとにシッター業に参入! 小学生ママも利用してほしいサービスを充実パート従業員が問題を起こしたら!? 絶対にブレない保育園経営者としての私の答え 次の記事 表情豊かな五関晃一、“劇画タッチ”感の大西流星! 舞台で輝く魅惑のジャニーズたち >