Jr.・猪狩蒼弥、「癒やしのオッサン枠」で値幅上昇! ローラーとトークで優良銘柄入りか?
(買いポイント)
★HiHi Jetsの最大のウリである、ローラースケートでのパフォーマンス。本銘柄は、その中でも主軸となる高いスキルを誇る。ドッシリした下半身から繰り出されるスピード感は、軽やかなスピンなどで魅せる井上端稀と好対照に映る。
★本銘柄の父親は、かつてブームを巻き起こした、ローラースケートを用いた格闘技的スポーツ「ローラーゲーム」における人気チーム・東京ボンバーズのキャプテン。もともとジャニーさんはローラースケートが大好きであり、親譲りでその才能を有し、自由なキャラでもある本銘柄は、ある種どストライク。そこが強みか。
★今後、HiHi Jetsが現在とは違う形になっていく可能性はもちろん十分ある。その際に本銘柄はどうなるか? センターキャラではなく、ほかに競合銘柄の少ない「癒やしのオッサン枠」のため、意外とデビューグループの一角を飾っている可能性は少なくない。現在、株価そのものはほかの超人気銘柄よりは低め。だからこそ、今後の伸びに期待しての早めの保有はアリだろう。
(売りポイント)
☆大きな武器である「奔放なトーク」を披露する場所が、現時点でわずかなところが難点か。『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)では、8月にようやくステージ上でトークを披露できたものの、まだ紹介程度。「サマステ」などでの本領は発揮できていない。テレビを中心としたメディア展開は、これからの課題か。
☆また、そのトークはどこまで自覚をもって行われているのかという点も、これからの値動きに大きな影響を及ぼす可能性がある。計算ならば、それをますます磨いていけばいい。ルックス担当ではない自虐トークもできる。ただ、これが「無自覚天然」であった場合、ある時点で奔放なトークを封印してしまう可能性もある。
☆現在の最大の武器であるローラーも、どこかでジャニーさんが飽きてしまうという懸念がある。しかし、光GENJI、Kis‐My‐Ft2と先輩からつながるパフォーマンス、さらに東京オリンピックの追加種目として「ローラースポーツ」が決定しただけに、熱が収まることはないと踏めるだろう。
☆ノーローラーのときに、ダンスや歌、アクロバットなど、トーク以外でどのぐらい魅せることができるか? この先、どうルックスが変化していくのか? 値幅も、そこにかかっている。
【この銘柄の特色】
【類似銘柄】
高橋優斗、羽生田挙武、高地優吾、Kis-My-Ft2・北山宏光、V6・井ノ原快彦
(取材・文/Jr.証券取引所)