SMAP、ジャニーズと“円満決着”のウワサ――独立の場合も「活動に圧力かけない」と表明?
5日付の「東京スポーツ」で、SMAP・香取慎吾の芸能界引退が報じられた。記事は断定的に書かれており、香取は近しい関係者に引退の意向を伝え、ジャニーズ事務所にも了承されているという。
諸説あるものの、香取は、メンバーや飯島三智元マネジャーを“裏切った”とされる木村拓哉との溝が埋まらず、このわだかまりがグループ解散へつながったとされている。そして今年こそジャニーズとの契約延長を決めたが、次の更新時期となる来年9月をもって、香取は芸能界を去ると伝えられた。
「香取に限らず、木村を除く中居正広ら“独立組”と呼ばれたメンバーのSMAP解散後の動向については、各所から注目を集めていました。今後もしジャニーズを離れることとなれば、ジャニーズ幹部側からの圧力によって、芸能活動もままならなくなると考えられています」(スポーツ紙記者)
そんな中、一部マスコミ関係者の間で、木村以外のメンバーが、来年9月以降どのような身の振り方をするか、「ある程度の見通しが立った」(情報番組プロデューサー)との情報が駆け巡っているという。
「解散決定当初、もしメンバーが事務所を離れれば、それこそ各出演番組がジャニーズに潰される危険性をはらんでいたことから、テレビ局は番組継続するか否かや、新番組の起用などについては“様子見”の姿勢でした。しかしここにきて、『SMAP全員と事務所が円満決着した』という情報が入ってきたんです。ジャニーズ側は、来年以降、たとえメンバーが事務所を離れても、『それぞれの活動に圧力をかけない』と事務所内で表明しており、ようやく一連の騒動の着地点が見えたとのこと。そうなると、もし来年9月、香取の引退が現実のものとなれば、それは事務所の謀略ではなく、香取自身が望んだことと考えられるのではないでしょうか」(同)
思い返せば、1月に報じられた“分裂危機”を発端に、ついには解散が決定してしまったSMAP。もし騒動が表面化しなければ、グループ活動自体は、なんとか継続できていたのかもしれないが、こうなってしまった以上は、一人ひとりが前向きに、思った通りの活動を行えるよう祈りたい。