ししゃも脚にボトックス! 細くするなら「打てばいい」の“大人すぎる”「Domani」
■自力は使わず金で解決するのが「Domani」
仕事や子育てで毎日忙しい、でも金なら持ってる「Domani」読者のチラ見えした連載「『美療の森』の歩き方」。当連載、リードによると、最新の美容医療を35歳の「しらゆきちゃん」(マンガキャラ)が体当たり取材して、ネットでも漁れないレベルまで鬼まとめするコーナーなんだそう。今月号のテーマは、「脱・シシャモ脚」! 脚にボトックスを打つらしいです。初めて聞きました。確かに、これは施術している人も少なそうなので、口コミなど経験者の話しはネットでは漁れなさそうです。
「ふくらはぎを細くしてミディ丈スカートをはきたいの~」な~んて、しらゆきちゃんは可愛く言っていますが、「筋肉を簡単に落とすマシーンなどは、今のところこの世に存在しない。唯一の方法は、ふくらはぎの筋肉を動かす神経を一時的に麻痺させて、脚の動きを強制的に制限し萎縮させるボトックスのみじゃ!」と物知り博士的なキャラが回答。麻痺、制限、萎縮って字面がコワすぎるんですけど……そして、初めから“マシーン頼み”ありきな答えが大人すぎる! 「Domani」すぎる! ちまちま家でマッサージだのなんだのやるのは「an・an」(マガジンハウス)とか「non・no」(集英社)だけでいいんです。もう努力とかいりませんから!
迷うことなく施術を試したしらゆきちゃん、使用感はといいますと、「施術から2ヶ月で結果が。ボトックスの効果は2~3ヶ月続く」とのことですが、お値段なんと20万円也。そして、「日常生活は支障ないとされている。ただ、筋肉を動きにくくしているのだから、これまでとまったく同じというわけにもいかないはず」とのこと。どこかおかしくなるけど、不具合が出る部位はわかりません。って、ちょっと……! 携帯電話ですら、いまどきもっとマシな説明文ついてますけど……!
ふくらはぎにボトックス。読んでいて、怖くて痛みが伴うレポートですが、可愛いイラストのおかげか、お手軽エステのように感じてしまいます。きっと「Domani」にとっては「マシーンがないなら打てばいいじゃない」くらいの感覚で、己の体も美容医療の進化に捧げるようなお気持ちなのでしょう! 姐さん方、これからもこの分野を支えていってくださいませ!
(白熊春)