SMAPファンは「冗談通じない」? フジテレビ『バイキング』、『ワイドナショー』に批判
お昼のトークバラエティ『バイキング』(フジテレビ系)の放送内容に対し、SMAPファンから怒りの声が上がっている。先日は同番組内でのウーマンラッシュアワー・村本大輔の発言がSMAPファンの支持を集めたばかりだが、今回は、SMAPやファンが“笑いのネタ”にされたとして怒りを買っている。
11月7日の放送で村本は、一部マスコミが伝えた香取慎吾の引退報道を例に出し、「あることないこと、今もう書き放題ですね」とネットニュースの風潮を疑問視。また、同局の軽部真一アナウンサーが『めざましテレビ』(10月21日放送)の中で、来年1月期のドラマ『嘘の戦争』(同)で主演を務める草なぎ剛のことを「元SMAPとしての初仕事となります」と紹介したため、「フジテレビを嫌いなんですね、SMAPのファンの方は」と断言していた。このように、SMAP存続を願うファンを擁護するかのような姿勢を見せたことから、多くのSMAPファンが村本のTwitterに感謝のメッセージを送信。ネットニュースで「ウーマン村本 SMAPファンから称賛の嵐」などと伝えられた。
そして翌週14日の『バイキング』では、「今週のネット騒然ニュース」の中で、ITジャーナリストの三上洋氏が「ウーマン村本 SMAPファンからの好感度が急上昇!?」というテーマをピックアップ。村本は反響が「スゴかった」と振り返りつつ、Twitterに寄せられた「フジテレビから発言を制限されている中、頑張りました」「ジャニーズ事務所が圧力をかけている中、頑張りました」といったコメントについて、「そんな事実は一切ない」と断言。
続けて、「芸能人の方々が発言することに対して、おそらくいろんな制限があって“しゃべらされてる”と思っている方(ファン)が多いんですよね。でも、僕らが適当な好きなこと言って炎上とかするじゃないですか。だから一番、発言を規制しているのがSMAPのファンの方やなと思いました」と、見解を述べた。
「村本は、同じく出演者のタレント・フィフィがCM中に『今からSMAPファンの好感度上げてくるわ!』と宣言していたことを暴露。これに対し、フィフィは『まず謝っとかないと。冗談で言ったんです』と釈明しましたが、すかさず村本はCM中にフィフィが『SMAPファンは冗談通じないんですよ』と言ってきたとバラしました。フィフィは立ち上がって激怒し、『本当に危ない』『ハガキが来てるのよ!』と、SMAPファンから何らかの意見が届いていることを示唆していました」(ジャニーズに詳しい記者)
フィフィは放送直後の午後2時台に「SMAPのファンの方々は想像する以上に真剣に現状と向き合って辛い想いをされてますからね。この数週間で、私もその事を痛感しましたよ」と、SMAPファンに寄り添うようなツイートをしていたが、2週続けてSMAPとそのファンについて取り上げた『バイキング』には、「視聴率稼ぎ」だと感じたSMAPファンが多いようだ。「SMAPファンをネタにしてるだけ。気分悪い」「ファンを笑いのネタにするとか……フジテレビ終わってる」「『SMAPファンは冗談通じない』って……今の状態で冗談は通じないよ」などと、批判が飛び交っている。
「フジテレビは13日の『ワイドナショー』でも、SMAPファンの怒りを買っていました。年末恒例の『新語・流行語大賞』について、受賞が予想されるワードをフリップにまとめていたのですが、『ゲス不倫』や『センテンススプリング』などと一緒に『SMAP解散』が入っていました。これに、高校生コメンテーターのまえだまえだ・前田航基は『やっぱりSMAP解散とかは嫌やなって。まだ認めたくない感じがあるので。なんかそれやったら(それが受賞したら)寂しくなるなって』とコメント。SMAPファンから『流行語にSMAP解散が入ってて、さすが前科あるフジ』という批判も上がる一方、『まえだまえだのお兄ちゃん、SMAPに触れてくれてありがとう』『お兄ちゃんが「SMAP解散は認めたくない感じがあるから嫌だ」と言ってくれた』と、感激の声も聞こえてきました」(同)
フジテレビはSMAPの解散問題を取り上げることに味を占めているようだが、デリケートな時期だけにSMAPファンを不快にさせる内容は控えてほしいものだ。