『べっぴんさん』すみれと仲間たちが商売スタート! 視聴者興奮の「ザ・朝ドラ」な名シーン
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■10月26日(水)/21話~10月28日(金)/23話
外国式のおしめを作りたいと考えていたすみれは、21話で良質の生地を手に入れ、再び看護師・明美(谷村美月)のもとを訪れる。これまで冷たい態度を貫いてきた明美だったが、すみれの説得が功を奏し、外国のおしめについて教えてくれることに。こうした明美の変化に心を動かされた視聴者も多かったようで、ネット上には「明美のツンデレキャラ、最高」「『べっぴんさん』の女性キャラで一番好き」といった声が多数上がった。
こうして、外国人の友人・エイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)におむつを売ることに成功したすみれは、後日、「代々大切に着続けられる特別なベビードレスを作ってほしい」と依頼される。すみれは母の形見のウエディングドレスを材料にすることに決め、女学生時代の友人・良子(百田夏菜子)と君枝(土村芳)にも協力を求めることになった。
22話で、無事にベビードレスを完成させたすみれ。一方、大阪の闇市で商売をする義兄の潔(高良健吾)、潔の友人・栄輔(松下優也)、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)たちは、闇市を仕切る元締めに目を付けられ、不穏な雰囲気に。また、栄輔がすみれのことを気にかける様子も描かれ、「夫不在の中、ラブの予感」「すみれにも色っぽいできごとが!」とテンションを上げる視聴者が続出する一方、人妻であるすみれへ恋心を募らせる栄輔を哀れむ声も。
23話で、ベビードレスに感激するエイミーを見て、すみれはあらためて「特別な品=べっぴん」を作る喜びをかみしめる。後日、麻田(市村正親)の靴屋で1人作業するすみれのもとに、良子と君枝が訪れ、一緒に商売をしたいと持ちかける。ちょうどそこに明美も姿を現し、自分も参加したいと申し出たことにより、すみれは4人で店を構えることを決断した。「最後4人で手を合わせるところよかったな~」「ここからファミリアが始まるのか!」「この前に向かう感じ、ザ・朝ドラ!!」など、視聴者からは感動の声が飛び交った。
お嬢様だったすみれが、本格的に商売を始めることとなり、これから物語が大きく動きそうな『べっぴんさん』。この調子で視聴率も上昇するのだろうか。