月9『カインとアベル』8.6%! 山田涼介とヒロイン・倉科カナが「理想的じゃない」の不満?
月9ドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系)の第2話が24日に放送され、視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。月9最低初回視聴率となった初回8.8%からさらに数字を下げてしまった。
同ドラマは、優秀な兄と比べられ、父に認められず劣等感を抱いている高田優(Hey!Say!JUMP・山田涼介)が、ある女性と出会ったことで成長を遂げるヒューマンラブストーリー。第2話は、同じプロジェクトチームになった優と、兄・隆一(桐谷健太)の恋人・矢作梓(倉科カナ)が、大御所建築家・神谷仁(竜雷太)にアウトレットモールの設計を依頼する……といった内容だった。
「第2話では、優とヒロインの梓が仕事を通して距離を縮めますが、そもそも『倉科カナと山田涼介って、カップルとして全然あこがれない……』『この2人はあんまりしっくり来ない』『姉と弟にしか見えない』という声が上がっています。大人の女性である梓と、チャラついたサラリーマンである優だけに、そう見えるのも当然ですし、制作側の意図通りとも思いますが、王道の月9ラブストーリーを期待する視聴者層には、響きづらいかもしれません」(芸能ライター)
また、ネット上で視聴者からクレームが噴出しているのが、「隆一を演じる桐谷の滑舌の悪さ。『何を言っているのか聞き取りづらい』『笑ってしまう』『仕事ができるように見えない』などの批判が上がっています」(同)という。
なお、23日に優の祖父・宗一郎役を演じていた平幹二朗氏が死去。同ドラマが“最後の仕事”となった。フジは現在、代役を立てるか検討中といい、ネット上では哀悼のコメントが多数上がっていた。
企画段階から迷走していたといわれる『カインとアベル』。今後の視聴率上昇を期待して見守っていきたい。