『べっぴんさん』すみれの“お嬢様”ぶりに「いい加減にして」! 視聴者は我慢の限界!?
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■10月15日(土)/12話~10月18日(火)/14話
12話で、戦況の悪化により、すみれと姉・ゆり(蓮佛美沙子)は近江にある坂東家の本家に疎開することに。しかし、伯父の長太郎(本田博太郎)一家の態度は冷たいものだった。ようやく終戦を迎え、すみれは一旦神戸に戻るが、そこには空襲で焼け崩れた屋敷が。大きな衝撃を受けたものの、娘・さくらのために前を向くことを決意する。2週目が終わり、視聴者からは「ここまでが序章。来週からが本編だな」「ここから先をじっくり見せるための超スピィーデー展開だったと思ってる」「来週からはじっくり頼むぞ」と、あまりにも早い物語展開が落ち着くことを願う声が飛び交った。
13話では、本家で肩身の狭い生活をしているすみれのもとに、赤ん坊を抱えた女性が“衣類と引き換えに食べ物を恵んでほしい”とやってくる。長太郎の妻である節子(山村紅葉)はその願いを断わるも、すみれは無断で食べ物を分け与え、長太郎の息子の妻・静子(三倉茉奈)に叩かれてしまう。視聴者からは、すみれへの同情の声が上がるかと思いきや、「自分のものではない食料を勝手に渡すなっていう静子が正論」「無断で渡したすみれが悪い」と、静子の行動を支持する声が。そんな中、戦地から義理の兄である潔(高良健吾)が帰ってくる。
14話ですみれは、潔とゆりが大阪に発つことをきっかけに、神戸で夫・紀夫(永山絢斗)の帰りを待つことに。しかし、戦後の混乱期によって預金を下ろすことも制限され、生活は困窮していく。神戸で待つだけのすみれの姿には、「働こうって考えが出ないところが本当にお嬢様」「いい加減自分から行動しよう」「朝ドラヒロインがお嬢様だと、こうももどかしいのか」とモヤモヤする視聴者が続出した。
しかし、ここからすみれがどのような成長を遂げるのかが、今後の見所になってくるはず。視聴者の期待も高まっている。