初体験の結果は?

レズビアンじゃないけど、話題の「レズ風俗」に行きましたレポ

2016/10/06 15:00

■レズビアンのテクニックに満足感

lesbianfuzoku4.jpg
華奢なヒカルさんとベッドへ……

 お風呂を出てベッドに向かい、「どうすればいいですか?」と尋ねると、「寝転がっちゃっていいですよー」と、微笑まれた。では、お言葉に甘えて身を任せようと横になったが、やはり彼女の顔を見ながらだと恥ずかしい。何か目隠しをしたいな……と思い、ベッドの脇を見ると、アイマスクがあったので、使うことにした。

 私はレズビアンではないが、今回の体験をすることになったきっかけがあった。それは、以前から、ゲイの人はものすごいテクニックを持っているというのを、男性から聞いたことがあったからだ。男性のツボを知り尽くしているのだから、確かにそうなのかもしれないが、レズビアンの人も女性のツボを知っているのだから、すごいテクニックなのだろうかと興味があったのだ。アイマスクを使ったのは、テクニックに集中したいと思ったのだ。

 アイマクスで目を覆い、仰向けになった。ヒカルさんが覆いかぶさるように上に乗り、私の体を舐め始めた。気持ちいいというより、ソフトタッチで少しくすぐったい。なんとなくじらされているような気持ちになる。ヒカルさんの口は、胸、おなかと降りていき、いよいよ「あそこ」である。ついにレズビアンのテクニックが……。これは……!

「すいません、いまどうやってるんですか?」


 思わずアイマスクを外して聞いた。

「指をくの字にして這わせながら、クリトリスを舐めています(笑)」

 何そのテクニック……。すごく良いんですけど……! 私の観音様は、人より小さいらしく、大抵の男性はうまく舐めることができない。しかしヒカルさんは女性で、手も舌もすごく小さい。男性のような激しさはナイが、小回りが利く……かゆいところに手が届くような感じだ。私は本番をしないとイケないのだが、心地よい感じがずっと続くような気持ちよさを感じていた。体質上、イケはしなかったけど、満足感があった。ヒカルさんのテクニックを存分に堪能させてもらい、プレイを終えた。シャワーを浴び、2人でゴロゴロしながら、再び話を聞いた。

「レズ風俗で働こうと思ったきっかけとかはありますか?」
「これといったきっかけは特にないのですが、猫を飼ってまして、病院代やら高いので、その足しにといった感じですね(笑)」

 なんとも可愛らしい答えだ。


「お客さんって、どんな人が来ますか? また、印象に残っているお客さんがいたら教えてください」
「キャスト(店の女の子)によって、客層も変わると思いますが、私を指名してくださる方は20~40代の女性っぽい、どちらかといえばネコ(受け身)の方が多いです。印象に残っているお客さまは……以前、旦那さま公認で遊びに来てくださっていた方がいました。すごく理解のある旦那さまみたいで……いつも旦那さまに送り迎えしてもらっていたみたいです」

「好きなタイプの女性は? また、お客さんで、こういう人が好きというのがあれば教えてください」
「賢くて謙虚な人が好きです。あと、お客さまだったら……差し入れをいただけるのもうれしいです(笑)。スウィーツとか……お酒もうれしいです。ビール、ワイン、梅酒が好きなので、一緒に飲めたらいいなって思います」

 普通の男性相手の風俗嬢だと、「食べ物系の差し入れは怖い」という話もたまに聞く。やはり女性相手だと、安心できるのだろう。

「答えづらいと思うんですけど、こういうお客さんは苦手だなっていうのはありますか?」
「SMなどの激しいプレイを強要してくる人や、今のところ出会ったことはありませんが、お風呂に入らない人とかいたら困っちゃいますね(笑)。あとは、爪が長いのに、指入れなどしてくる方も困りますね……」

 それは、男性でも最低限のマナーですね。

「お店には、デートコースってのがありますが、理想のデートとかあれば教えてください」
「映画や本屋さんに行って、お食事して、一緒においしいお酒が飲みたいです」
 
「お店で働いていててよかったことと、困ったことは?」
「よかったことは、働く前に比べて、性格がとっつきやすくなったと言われることですね。あと、周りの人に対してリードができるようになったことです。前までは家族や友達とお食事とか行っても、予約とか、お料理を取り分けたりとか、周りの人に甘えちゃってた部分もあったんですけど、今は自分で率先してできるようになりました。困ったことは……飼っている猫ちゃんに引っかかれることが多いんですけど、手足とか結構傷だらけになっちゃって。人前で裸になるお仕事なのに、なかなか傷がなくならないことですかね…(笑)」

「永田カビさんの作品に登場して、環境の変化ってありましたか?」
「『永田先生の作品を見て来ました』って言ってくださる方が増えたことですかね。うれしいです」

「将来の夢や目標などありますか?」
「いまはまだ模索中です(笑)。とりあえず身近な将来の夢というか、このまま猫ちゃんと平和に暮らせればいいかなーって考えています(笑)」

 まだ27歳と若い彼女は、長い人生についてまだまだ考えている最中なのだ。

 今回の取材で初めて経験したレズビアン風俗だったが、実際行ってみると、ホストクラブなどよりもずっと女性らしく扱っていただき、とても楽しかった。ぜひ、また行きたいと思った。
(カワノアユミ)

レズ鑑賞クラブ・ティアラ

(後編へ続く)

最終更新:2016/10/07 17:42
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ
レズビアンじゃなくても楽しめる