サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」村上虹郎の“セクハラ報道”への目線 コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第332回】 村上虹郎の“セクハラ報道”が世間に与える「やっぱり2世はダメ」の目線 2016/09/13 21:00 女性週刊誌ぶった斬り!二世タレント これまた距離感が変? おそらく本人は人懐っこくフランクで無邪気なのだろう。お母さんはUAだし、沖縄に移住したりカナダに留学した経験もある。教育を芸術的観点でとらえ、自分で考える人間教育を受けてもいたらしい。日本という狭い枠には入らなそうではある。 もちろん日本に巣食う同調圧力に従うことはない。しかし女性が嫌がることをするのはダメ。とはいえ、この記事最大のポイントは “やっぱり2世はKY”という決めつけ視線だろう。おそらく高畑事件がなければトップ特集になどならなかったはずだ。2世というだけで高畑裕太との類似点をやたら連想させる高畑事件の余波的記事だった。 8月26日、NHK受信料に関し、注目すべき判決が出た。それは「ワンセグも受信料契約を結ぶ義務がある」というNHKの主張に対し、さいたま地裁がノーを突きつけたのだ。そのポイントは放送法にある「受信設備を設置した者」にある。「携帯のワンセグ」は“設置”されているものでなく“所有”しているものだから契約を結ぶ義務はないとするものだ。 記事には、それではカーナビやタブレット端末はどうなのかとの疑問も呈されているが、そもそも放送法が制定された当時はそんなものは存在しなかったのだから、“設置”について評価がされないのも当然だ。 そのため受信料の問題に詳しい高崎俊弁護士は「女性自身」の取材に答えてこんな指摘をしている。 「時代も変わる中、放送法を改定せず、国民的議論もなされないまま、NHKがどんどん押し切る形でいいものなのか」 おっしゃる通りだ。しかし、そんな指摘もNHKにとっては馬の耳に念仏らしい。実際NHKはこの判決を不服として速攻で控訴、しかも今後もワンセグ受信料を徴収すると宣言したのだ。さらに、高市早苗総務相も「携帯用受信機も契約義務の対象と考えている」とそれを認めるような発言をしている。 司法の決定を無視かい! NHKに高市大臣。悪名高き電力会社だって裁判所の仮処分決定に従って高浜原発(3、4号機)の運転を止めているのに。しかもNHKは受信料の義務化、つまり国営化への動きもある。お金の話でいえば渋谷の放送センター立て替えに1700億円もが投入される予定だし、職員たちは世間が思っている以上に高給取りだ。平均給与は1185万円(2011年度)、さらに住宅や転勤、保険など民間では考えられないほどの手厚い手当が付き、それらを含めると平均年収は1780万円まで跳ね上がるのだ。 ワンセグから受信料を取る前に、コスト削減と、受信料の引き下げの検討じゃない? ついでに大きな批判を浴びた「政府が右といえば右」というトップ交代と政治介入の拒否(報道の独立性)もお願いしたい。 毎年夏、アメリカから出稼ぎにくる野沢直子。彼女が日本で活躍していた時代の人間なので、今でも結構楽しみにしている。しかも、その滞在先がダウンタウン・浜田雅功&小川菜摘夫妻宅での居候というのも、なんだかうれしかった。浜田家の様子を野沢が暴露するもの好きだった。 でも、大親友だった野沢と小川が仲違いした。原因は女。野沢が浜田にある女性を紹介し、その女性を小川が気にくわなかったのだとか。浜ちゃんに色目でも使ったのかな、その女。もしや浮気でもしちゃったのかな、浜ちゃん。残念だ。 前のページ12 最終更新:2016/09/13 21:00 Amazon 『11(Deluxe Edition) 女の友情において男は災厄でしかないわね 関連記事 「2世タレントとして大成しない」岡田結実、イベントでマスコミから厳しい声飛んだワケ「整形・激ヤセ」坂口杏里に「ゴリ押し特番」すみれ、女二世タレントの芸能界処世術「野沢直子と不仲説」小川菜摘、有吉弘行をネタにする元相方……芸能界のビミョーな関係「有吉弘行=悪者」ストーリーを報じる、マスコミと権力者・田辺エージェンシーの癒着熱愛発覚のゲス極・川谷絵音と、再起困難のベッキーに浮かぶ「現代の姦通罪」 次の記事 ジャニーズ事務所、SMAP「25周年」スルー >