『とと姉ちゃん』常子と星野、結ばれず――号泣する視聴者続出も「余韻ゼロ」の展開にあ然!?
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『とと姉ちゃん』(NHK 総合/月~土、午前8時) 幼くして父を亡くした小橋常子(高畑充希)が、「父(とと)」の代わりとして、母と妹2人を守りながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■9月7日(水)/136話~9月9日(金)/138話
「あなたの暮し」出版VSアカバネ電気製造とのバトルの行方に注目が集まる『とと姉ちゃん』。「あなたの暮し」出版を取材したいと語る大東京新聞の記者・国実恒一(石丸幹二)という新キャラも登場し、視聴者の注目が集まったものの、136話、137話では、バトルはしばし休息。常子と星野武蔵(坂口健太郎)の関係についてストーリーは一気に進み、ついに決着がつくことに。
136話では、星野に名古屋への転勤話が持ち上がり、さらに、星野の息子・大樹が、学校で足の傷を理由にイジメられていることがわかる。ネット上の「嫌な予感がする……」という臆測通り、137話では、星野が常子に転勤のことを伝え、別れを告げる。この展開に、朝から号泣する人が続出。「つらすぎる二度目の別れ」「星野は転職して、常子と一緒に住むとか、ほかに選択肢はないの?」など、2人の別れを惜しむ声がある一方、「あまりにあっさりした別れにあ然」「展開が早すぎてしらける」など批判的な声も上がった。さらに、星野が今後、画面に登場しなくなることで、「星野ロス」に陥ったという人も。星野家に癒やされていた人も少なくなく、「もう番組を見ない」という強硬な意見もあった。
138話では、商品試験の公平性を疑問視する記事が、週刊誌と大東京新聞に掲載され、ついに常子が国実と直接対峙することに。前話の常子と星野の別れが、なかったことになっているようなストーリー展開には、「もう少し余韻とかないの?」と、早すぎる展開について行けない視聴者の声が目立った。
とはいえ、残すところ最終回まで、あと半月あまり。常子と国実の対峙の結末は? 「あなたの暮し」出版VSアカバネ電器製造とのバトルの行方は? 今後の展開に注目が集まっている。