サイ女の朝ドラ通信

『とと姉ちゃん』常子と星野結婚へ? 最終回目前の“ご都合主義”展開に「興ざめ」の声も

2016/08/30 14:00
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『NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』/ユニバーサル ミュージック

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『とと姉ちゃん』(NHK 総合/月~土、午前8時) 幼くして父を亡くした小橋常子(高畑充希)が、「父(とと)」の代わりとして、母と妹2人を守りながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■8月27日(土)/126話~8月30日(火)/128話
 多くの視聴者が固唾を呑んで見守る、常子と星野武蔵(坂口健太郎)の仲。126話は、星野の仕事が落ち着き、常子が子どもたちの面倒を見るために星野家を訪れる最後の日という設定だった。視聴者は「何か進展があるのでは?」と大いに期待していたものの、2人は帰り際に玄関先で簡単な会話をしただけ。この展開に、ネットユーザーからは「焦らせすぎ」「早く決着をつけてほしい」など悲鳴が上がったが、その後の予告で、意味深なシーンが放送され、「常子と星野はやっぱり結婚だ!」と先走る声も見られた。

 続く127話では、雑誌「あなたの暮らし」の原稿確認のためにキッチン森田屋に訪れた常子と、家族で食事に来ていた星野が再会。さらに、星野の義父(志賀廣太郎)が登場し、星野の亡き妻が生前、夫の再婚を望んでいたという話をする展開に。これに対し、Twitter上では、「これで星野が常子との結婚に前向きになる」「星野の心の迷いが晴れたのでは?」との声が上がる一方、「星野と常子を結婚させるために、義父を登場させたの?」「タイムリーすぎる展開に興ざめ」など、都合のよすぎるストーリー展開に対して厳しい意見もあった。

 128話では、「あなたの暮らし」最新号で自社製品を酷評されたアカバネ電器製造の赤羽根社長(古田新太)が、鬼の形相で登場。ついに最終章を迎えた『とと姉ちゃん』の、新たな登場人物と、最終回に向けての展開に、視聴者の注目が集まっている。


最終更新:2016/08/30 14:00
『NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』
最終回に向けて、視聴者の姑モードも加熱する一方